花の植替え~その2:プランター編

先日行った博多区の専門学校の玄関前の花の植替えを行いました。この専門学校は以前、私(西川)が教えていた学校で、プランターなどはかなり前に手作りで製作したもので、木製部は腐りかけているものもありましたが、西短の1年生西田、田中あ、中村の手によって再生されました。

今回は、パンジー、ビオラ、ノースポール、スィートアリッサム、ガザニア、ポピーなど一般的に流通している1年草の花苗を使用しました。

自然林復元工法による試験地調査

大分県の森林環境税を頂き、海岸林の自然林を復元するために植栽試験地を設定して、3年目を迎えます。植栽して2年半が過ぎた2009年12月初めに、西日本短期大学緑地環境学科の金澤先生と私(矢幡)、さらに4名の学生さんが参加して、広葉樹の成長量調査を行いました。この試験地は3種類から成り立ち、そのうち、第3試験地は、5種類の広葉樹を植えました。芽苗と一般のポット苗との成長比較試験です。芽苗とは、ポット苗(苗丈50-70cm)と比べて、苗丈が10~20cmと小さいけれど、3年目を前にして、すでにポット苗を追い抜く勢いです。写真で比較してください。このような成長差が現れる理由は、次のことが考えられます。ポット苗の場合、根がポットの中で、ぐるぐる巻きになる(ルーピングといいます)ために、根が無駄に余分な成長をして、地中へ根を拡がるのが遅れます。一方で、苗は小さくても、根がまばらな芽苗のほうが、生存が厳しい環境条件(土壌が少ない法面や、砂地など)では、プランティングショック(移植や植え付けのストレス)が小さく、おかげで2-3年後には成長が良くなるといえます。試験結果からこのことが明確に証明されました。

まほろば自然学校の活動に参加

2月20日に太宰府市民の森にて「まほろば自然学校」の活動に参加しました。

まほろば自然学校は、大宰府市で子どもたちに身近な自然とそこに生育する昆虫や小動物といった生きものとの触れあいを通した環境教育を行っている団体です。

今年度から、活動のボランティアスタッフとして数名の学生が参加させていただいています。
いつも生きものが大好きな子どもたちに教わることばかりです。

今回の森の観察では、つくし(スギナの胞子茎)やアカガエルのおたまじゃくしなど、たくさんの春の気配を発見することができました。

天気も良く、絶好の観察日和でした。

 

今年度最後の活動はおやつ作りで締め。
おいしくいただきました。

来年度も引き続き参加させていただく予定です。
生きもの、子どもが好きな人、身近な自然について実践的に学びたい人、随時募集中です!

2年生が2級土木施工管理技術検定に合格しました

2級土木施工管理技術検定に合格しました

緑地環境学科造園芸術コース2年生の浮島敦君(宝塚東高校)が緑地環境学科で初めて2級土木施工管理技術検定学科試験に合格しました。

緑地環境学科を卒業すると造園施工管理技術検定とともに土木施工管理技術検定の受験資格も得ることが出来ます。
今回、浮島君は造園施工管理技術検定と土木施工管理技術検定の両方を受験し、先に発表があった土木施工管理技術検定に合格しました。

造園施工管理技術検定の合格発表は3月にあります。

10月の終わりの試験に向けて8月くらいから勉強を始めたそうです。
造園施工管理技術検定と法規関連は共通の部分もありましたが、専門に関する内容は先生から問題をもらったり、参考書を購入して新たに勉強しました。

かなり難しかったそうです。

京都の造園会社に就職が決まっていて、「勉強した内容が仕事にも役立てられたら」と言っています。

卒業後、2年以上実務経験を経ると実地試験を受験することが出来ます。
合格すると2級土木施工管理技士を取得できます。

追記

オフィシャルサイトでも紹介されています

西田ゼミ卒業制作発表会

2月8日西田ゼミナールの卒業制作発表会が行われました。発表会ではゼミ長の豊永君が、ガーデニング実習と卒業制作で制作した庭園について説明し、それに対して次年度西田ゼミナールに所属することがきまっている1年生が質問をぶつけた。

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