矢幡ゼミナール ガーデニング実習「屋上緑化」
こんにちは、前期も終わりに近づき、これまでのガーデニング実習の途中経過をご報告したいと思います。
ガーデニング実習とは2年生がゼミナールを持つ先生の指導の下、二丈実習場または課外へ出て、1年生で習得した実技や知識を就職、進学またこれからの環境社会に向けて生かすための時間として設けられた、言わばもう1つのゼミナールと言っても良い程この西日本短期大学では重要な位置を占めています。
報告その1
矢幡ゼミはゼミ生の希望もあり、ガーデニング実習は屋上緑化に決まりました。
場所は福岡市植物園が提供してくださった屋上を緑化します。
早速みんなで視察です。
園内は落葉樹、常緑樹共に新芽が出始め、春の息吹を感じました。
簡単な図面を作るための測量を行います。
候補地は2箇所あり、平面図1(下図)が広さ的にも地盤の構状からも屋上緑化の実習場所には適していますが、すでに植物園側が緑化の構想をされているため、場所を提供して頂くのは難しいかもしれません。
平面図2(下図)は少し広すぎるので、予算内でどう緑化するかというのが課題となりそうです。また現在サツキツツジのみが植栽されており、ベンチは設けてありますが日を遮る木陰がないため、その用を足しておらず、来園したお客さんも立ち止まることなく通り過ぎて行くだけ、という印象を抱きました。しかし現場は喫茶店の屋上でもあり、園内唯一の展望台に行く傍らにあることから、人を誘引する条件は揃っており、あとはそこをいかにデザインし価値ある場所として生かせるかだと思いました。