1月19日(土)に、今年度のまとめとなる、「樹木鑑定試験」を行いました。
緑地環境学科では、造園の基本となる植物・樹木の知識を身につけるため、まずは身近な樹木の名前と実物を一致させることができるように、今年度より「樹木鑑定試験」を1年生、2年生合同で行っています。
樹木鑑定試験とは
- 樹木の枝と葉を見て樹種名と科名を答えます。
- 1〜50の番号を付けた机の上に置かれた樹木の枝葉の前に、1人ずつ並び、1樹種30秒で解答を記入。
- 30秒たったら、次の番号の前に一斉に移動します。
- 樹種名、科名は各1点で、50種類の樹木について答えます(100点満点)。
今回は今年度のまとめということで、合格点を80点に設定し、合格するまで終日試験を行いました。
今回の樹木鑑定試験の結果
1回目の試験では、平均点は60.3点となりました。
全体での合格までの試験回数は、平均で2.8回でした。
詳しい結果は、緑地環境学科掲示板に貼りだしています。(前期と同様に、上位10番目までは点数と名前を出しています。)
今回は冬季ということもあり、樹種数が限られ正確な比較とはなりませんが、前期に比べると定着してきたことがうかがえる結果となりました。
実は、植物系の先生たちは、全員が合格するまではもっと時間がかかると予想してましたが(ごめんなさい)、みなさんがやれば出来ることを実感しました。
ひとくちに植物といっても、葉の緑色や質感、また生理生態は様々です。
また、当たり前ですが、生き物ですので、季節によっても変化し、同じ種類の植物でも、ひとつひとつは少しずつ違ってきます。
この試験だけで終わらせずに、さらに植物に興味を持って、見て、触れてほしいな、と思います。
とにかく、学生のみなさん、先生方、おつかれさまでした。
成績上位者については、また後日インタビューしたいと思います!