6月9日(日)、「緑のしごと発見!」が行われました。
今回は午後のプログラムから、「生き物調査」の様子を報告します。
「生き物調査」には、生き物大好きな小学生3人と、女子高生2人が参加してくれました。
あいにくの雨模様で、生き物が見つかるかどうかが心配でしたが、参加者のみなさんは好奇心旺盛に二丈キャンパスを探しまわっていました。
雨の日ならではの生き物といえば…
この時期はカエルがよく見られます。小雨の中、耳をすますと、カエルの鳴き声も聞くこともできました。
慣れないとなかなか聞き分けられませんが、日本のカエルの鳴き声が聞けるサイトもありますので参考にしてみてください。
→【日本のカエルの鳴き声図鑑】かえるのなきごえきいてみよう!※外部サイトにつながります
芝生の上には、まだ変態直後のちっちゃなカエルがたくさん出てきて、子どもたちに捕まえられていました。
ひとくちにカエルといってもいろんな種類がいます。
この日見つけたカエルはまだ小さく、ちょっと自信がないのですが、アカガエル科のカエル、おそらく「ニホンアカガエル」のようでした。他に「シュレーゲルアオガエル(カタカナの名前が付いているけど日本固有種です!)」なども授業の調査では見つかっています。
参加者のみなさんは、他にも、サワガニやタニシなどを捕まえたり、葉の裏に隠れていたキイロテントウやハムシの仲間などを見つけていました。
「緑のしごと」として、身近な自然をまもったり、自然に近い環境を取り戻す技術、人と自然が良い関係でいられる環境づくりをどうすすめるか提案する力が今注目されていますが、そのことを体験を通して少しでも考えていただけるきっかけになればと思います。
参加していただいたみなさま、ありがとうございました。
晴れた日にも色々な生き物が見られますので、また二丈キャンパスに遊びに来てください!
身近な生き物に興味のある方、こちらの記事もあわせてご覧ください。
→二丈キャンパスでホタルをみることができました
※この日捕まえた生き物は、イベント終了後に、元いたところに逃がしました。