ふくおか、みどりの研修会を3年ぶりに対面にて開催しました
10月1日(土)「ふくおか、みどりの研修会」を開催しました。社会の最前線で活躍する造園・ランドスケープ、園芸、自然に関わる社会人・職業人と学生が、緑や環境について研修し、産官学交流のためのみどりの研修会として2013年から(一社)福岡市造園建設業協会と共同主催で開催してきました。2019年は3部構成で開催し、参加者は180人のを超えて、造園・ランドスケープの一大交流イベントとなりました。しかしながら2020,2021年とコロナ感染拡大のため開催は中止となり、周囲から再開の要望も多く、今回3年ぶりの開催となりました。
現在は(一社)ランドスケープコンサルタンツ協会九州支部を共催に迎え、(公社)福岡県造園協会、県内外の造園・ランドスケープ、園芸、自然環境関連の企業団体、行政関係者も加わり、名実ともに産官学の学びの発見と、交流の場になっています。
今年は、まだまだコロナ感染下ということもあり、限定的な広報で参加者も若干限定的とし、ワークショップ会場も分散化するなど感染対策をしっかり行いながら運営を行いました。
しかし、対面の交流で、学生達は就職に向けて様々な社会人と名刺交換や意見交換を行い、交流の輪を広げていました。やっぱりいいですね、直に顔を合わせながら、恥ずかしがりながらも一生懸命話しかける学生の姿がとても印象に残りました。
ワークショップのテーマは「地球温暖化と地域のみどり」。少し重いテーマでしたが、学生7-8名、社会人7-8名ほどのグループ8チームににわかれ、学内の様々な場所でグループ作業をおこいました。普通の教室だけでなく「製図室」「学生食堂」「中庭」などでワイワイとディスカッション。
参加者にはたくさんの卒業生も参加してくれました。今回は8つに分けたグループのファシリテーターをコンサル・設計事務所の皆さんににお願いしたのですが、エスティ環境設計研究所の安田迅さん、アーバンデザインコンサルタントの福岡李奈さん、元アーバンデザインデザインコンサルタントでフリーのデザイナー藤井宏海さん、大揮環境計画の亀井菜々美さんなど半分のグループで、グループファシリテートを卒業生が担当してくれたのもうれしい出来事でした。