大田ゼミナール(園芸ガーデニング研究室)では、7月24日(水)、福岡市緑のまちづくり協会の主催で行われた、緑のコーディネーター研修会「きれいな花壇をつくるには」のセミナーで、福岡タワー北側駐車場前の敷地に、市民の方々と花壇をつくりました。
当日は、普段、地域の植栽ボランティア等をされていらっしゃる24名の方が参加されました。
インターハイ会場で花壇を作りました
高校生最大のスポーツの祭典である全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が開催されます。平成25年インターハイは、福岡・佐賀・長崎・大分の北部九州4県で開催され、福岡ではソフトボール、サッカー(男子)、テニス、柔道、水泳(飛込・水球)が開催されます。
大石ゼミと大田ゼミでは、7月28日から8月7日まで、サッカーやテニスが開催される博多の森陸上競技場、テニスコート、そしてレベルファイブスタジアムでインターハイに参加する全国の高校生を歓迎して大会を盛り上げようと花壇を作りました。
作業には東福岡高校の陸上部のみなさんがボランティアとして花壇づくりに参加してくれました。
試験や課題の締切が迫る学期末のあまり時間がない中でデザインを考える事からスタートし、打ち合わせと下準備を行いました。自分たちで作業するだけでなくボランティアの高校生に作業をわかってもらうために資料を準備するなどしました。
当日は大変な猛暑でしたが、ゼミ生で花壇の土入れ作業からスタートし、各持ち場のセッティングをして、引き続き高校生の植え込みの指導を行いました。
陸上部で日頃から鍛えているからでしょうか、みんな暑さをものともせず、あっという間に植え込みを終わらせて下さいました。みんな元気で明るく、ハキハキとしてとても楽しい時間を物ことができました。
花壇はそれぞれテーマがあり、テニスコートはテニスラケットを型どり、サッカー競技場はサッカーのゴールとボールを虹色のシュートでデザインしました。
博多の森陸上競技場(陸上の練習場)は足型をモチーフにしています。
実際の施工はなかなか思う様にはいきませんでしたが、高校生の皆さんと一緒に作った花壇は、とても想い出深い物となりました。
インターハイに選手として参加する高校生も、応援に行かれる方も、そうでない方も是非、博多の森に足を運んでみて下さい。
フラワーアレンジメント・コンテナガーデン体験「緑のしごと発見」
6月9日に行われた「緑のしごと発見!」の午後のプログラムで「フラワーアレンジメント」と「コンテナガーデン」の体験レッスンを行いました。
コンテナガーデン(寄せ植え)体験
フラワーアレンジメント(切り花)よりもコンテナガーデンが人気でした。皆さんとても手際が良く、お手伝いをしてくれた卒業生の中西未有さんと在校生の指導のもと素敵なコンテナの寄せ植えが完成しました。
フラワーアレンジメント体験
そしてその後アレンジメントも作成されて、参加された方々同士和気あいあいの楽しい時間となりました。みなさん殆どの方が寄せ植えもアレンジメントも初めての体験との事。
アレンジメントではオアシス(花を挿すスポンジ)にスーっと花が挿せて、楽しかったようです。完成した作品にとても満足なご様子でした。
西日本短期大学では、フラワー装飾技能士(国家試験)の3級から受験できます。今年も12人がチャレンジしています。
寄せ植えでは、授業でコンテナを作ったりハンギングバスケットを作成して、花の寄せ植えの様々な技術を学んでいます。
今回の緑のしごと発見では、そんな楽しいひとときの中で、お花屋さんやフラワーアーティストに夢を持つ学生の話も沢山させて頂いて有意義なひとときでした。