2年生の設計演習が進み始めました・・・環境設計演習Ⅱ

2年生の環境設計演習も2回目になり、1回目の長期休みブレークモードから一転、進み始めました。前回「ライフスタイル」「30年後の住環境」に関してブレーンストーミングを行い、今回はそこから方向性を導き出す段階です。

 

環境設計演習Ⅱの課題は住宅庭園・エクステリアのデザインですが、その前段階として、対象地となる連続した住宅地において、その街並み景観の計画を行います。これは単純に庭をデザインするのではなく、チームでそれらがデザインされる街の景観がどうあるべきかをきちんと考えて、よりよい生活・地域・まちなみ・環境をエクステリア・庭園のデザインに展開させようというものです。環境やランドスケープは個体でデザインが行われることも多いのですが、実はつながり、連続しているもので隣や、全体を十分に考慮し、もっと長い時間軸で考える必要があります。

 

今年は一体どんな提案が生まれるか楽しみながらもがいていきたいと思います。

 

春のオープンキャンパスを開催しました

西日本短期大学では3月16日(土)に春のオープンキャンパスを開催しました。

3月に卒業する2年生の佐矢友希くん(大分県立宇佐産業科学高等学校出身)が緑地環境学科での学生生活について話をしてました。

緑地環境学科では、体験コーナーでは…
設計体験で今年の花しるべガーデニングショーに出品するの模型作りを体験してもらいました。

学生は、自分たちの模型作りに夢中になっていました…

フラワーアレンジメントでは、平田智美さん(山口県立防府西高等学校卒)を中心に在学生に教えてもらいながらフワラーアレンジメントを作りました。

その他、学科の紹介や学生の作品を展示していたものを見てもらいました。

参加していただいた皆さんありがとうございました!

6月9日には、今年も実習見学会を開催することになりました。実習見学会では、二丈キャンパスで実際に学生が行なっている実習や作品を見てもらうことができます。

詳細はこのブログでもお知らせさせていただく予定です。

課外授業「剪定講習会」を開催します

造園を志す者として身につけなければいけない技術の一つに「剪定」があります。

剪定(せんてい)とは

よく整枝(せいし)と一緒に使われ、専門的には整枝剪定などと言われています。一般的に「整枝」は樹木を一定の形に整えること、「剪定」は樹木の幹、枝、葉(根までいう場合もある)を切り取り除く作業です。

造園ランドスケープの世界では生き物を取り扱いながら、様々な空間・環境を形成していきますが、樹木はその中でも中心的役割果たし、その生育のコントロールには専門的な技術が必要です。剪定はただ樹木の大きさをコントロールする技術ではないため、どの枝をどの程度切っていくかが重要で、基本的には健康な樹木を、その空間や環境に合わせて育てることになり、特に高温多湿の地域が多い日本ではすべての枝や葉に、陽があたり、風が通るように枝や葉を調節していきます。これがうまくできないと、病気や害虫に侵されたり、枝が枯れたりしてしまうのです。

剪定は世界中の造園ガーデニングの中でも見ることができますが、日本は北海道から沖縄まで、亜寒帯から亜熱帯までの幅広い気候帯に覆われており植物の種類も多様で、したがってその管理技術も同じようで少しづつ違います。生垣などを作る「刈り込み」や、伸びた枝を途中で止める「切り戻し」、そして混み合った枝や、徒長枝などを抜いていく「透かし(すかし)」などがあります。特に「透かし」には多くの種類があり、土地土地で使い分けが違ってくるのです。樹木のバランス、成長を考え、今日だけではなく5年後10年後その樹木がどう成長していくか、その場所や空間、環境がどうなるかを考える剪定を学ぶことが重要だと思います。

剪定講習会について

緑地環境学科では、1年生を対象として3月4~6日の2泊3日で二丈キャンパスの技術職員である本田、大里両名による剪定講習会を開催します。3日間二丈キャンパスで剪定漬けの毎日を過ごして頂きます。お昼は剪定の実習、夜は剪定に関する講義をします。3月4日夜の講義には卒業生も来て実務についての話をしてくださることになりました。

本田課長
本田課長
大里技術職員
大里技術職員

卒業生のみなさんもぜひ!

今回の講習会は、1年生対象ですので、その他の方の受講はできませんが、差し入れ大歓迎ですので卒業生の皆さん!待っていますよ!!

5日の夜にはバーベキューをすることになっていますので、参加希望の方がおられましたら大隣まで連絡をお願い致します。

 

 

ランドスケープ研究・事例発表(学びの発表会2012)プログラムが決まりました

2月16日に西日本短期大学で行われる「学びの発表会2012」の「ランドスケープ研究・事例発表のプログラム」が決まりましたのでお知らせします。

場所:西日本短期大学 福浜キャンパス 2号館 3階 236教室

15:10 「学びの発表会2012」ランドスケープ研究・事例発表開始
■事例発表概要説明
15:15~ ランドスケープ研究・事例発表
(発表15分以内+質疑5分)

  1. 15:15~15:35 「野みちをゆく」パブリックフットパス計画 -熊本県南小国町黒川地区の事例ー / 徳永哲(エスティ環境設計研究所
  2. 15:35~15:55 工事の安全管理について / 金森玄洋(安藤造園土木
  3. 15:55~16:15 「グリーンピアなかがわ」における自然環境教育プログラム / 藤田諒太(木下緑化建設株式会社
  4. 16:15~16:35 佐賀県立病院好生館屋上庭園 / 三原諒馬(株式会社葉隠緑化建設
  5. 16:35~16:55 ガーデニングワールドカップフラワーショー2012 in Japan の施工について / 中西未有(株式会社中村緑地建設

本プログラムは造園CPD認定プログラムです。

造園・ガーデニング・自然環境に関する「学びの発表会2012」は明日です

明日(2月16日)はいよいよ「学びの発表会2012」です。

西日本短期大学 緑地環境学科に入学してから2年間、学生生活の締めくくりとしてゼミナールでの活動を発表します。

学生も教員も連日、深夜まで残って準備をしています。みなさんに、緑地環境学科の学びをちゃんと伝えることが出来る様に頑張っています。

今回は、一般社団法人日本造園建設業協会福岡県支部社団法人 ランドスケープコンサルタンツ協会 九州支部ご協力を得て「ランドスケープ研究・事例発表(造園CPD認定プログラム)」も開催されることになっています。この発表会で発表する社会人のみなさんも準備に奮闘しているようです。

社会人も準備しています
社会人も準備しています
何度も発表練習をしいます
何度も発表練習をしいます
ポートフォリオで資料作成
ポートフォリオで資料作成
Facebook
INSTAGRAM