井尻上池湿地に見学に行きました

竹村・秋山
竹村・秋山

こんにちは!
緑地環境学科1年 竹村と秋山です。
今日、井尻上池の湿地に行って来ました。

まほろば自然学校で一緒に湿地再生活動をしている冨永さんに
湿地の案内をしていただきました。

井尻上池は元々水田の溜め池として利用されていましたが、
現在は水田が無くなってしまい放置されていました。
しかし、調べてみると多様な生物が生息していることがわかり、
ビオトープとして冨永さんが管理されています。

地域住民の話し合いの元、池を埋めて更地にする方向で調整が進んでいる場所です。

井尻上池湿地
井尻上池湿地

とてもビオトープとしていい環境が整った場所でしたが、無くなってしまうということで、ビオトープを造って環境を守るだけでなく、それぞれの価値観によって失われる自然もあるということを学びました。

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3級造園技能検定に向けて

縁石(自然石)の据え付け
造園技能検定の練習風景

6月初旬から造園技能検定の本試験に向けて1年生の実習「総合実習」内で練習が行われています。

1年生の内は、初めて「造園」という分野に触れる学生が多数います。3級造園技能検定を受ける事で初歩的な造園の技術を身に着けてもらうことを目的としています。

中には、農業高校卒業の学生で、高校生の内に3級を取得している者は、2級の練習。2級を取得している者は、1級の練習を各自行います。(1級に関しては、在学中に取得するのは不可能です。2級を取得して7年の実務経験が必要となります。詳しくは、中央職業能力開発協会ホームページをご覧ください。)

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コンテナガーデンコンテスト(ハウステンボス)で金賞を受賞

大田ゼミ生の馬田と徳久です。

馬田と徳久です。
馬田と徳久です。

今回、ハウステンボス 100万本のバラ祭りのコンテストにハンギングバスケット部門に3つ、コンテナガーデン部門に5つの作品を出展しました。

その結果、コンテナガーデン部門で金賞・杉元 銀賞・山之内、呉(2名)を頂きました。残念ながらハンギングバスケット部門での入賞はありませんでした。
制作は大変でしたがみんなとても良い作品ができたと思います。
秋のコンテストでもさらに良い作品ができるように頑張りたいです。

入賞した作品の紹介

まずは入賞した3つの作品を紹介します。

その他の作品も紹介します。

宮崎大学田野フィールドで見つけた珍しい生き物たち

岩間です!
宮崎大学田野フィールド、珍しい生き物たちのブログをかきました!

こんにちは!
自然環境デザインコースの岩間です。
そろそろ春が近づいてきましたね~
今回は2月19日~21日に行った自然環境調査実習で、宮崎大学の演習林内にてみつけた生き物たちを紹介します!

■1日目、樹木採取のとき
雨の中、びしょびしょに濡れながら樹木の説明を聞いていました。説明の中には、天然記念物に指定されているハナガカシや絶滅危惧種のヤマハンショウヅルの説明があり、実際に見ることが出来ました。これらの植物も珍しいのですが、その中でも一番珍しいと思ったのが“ツチトリモチの仲間”です。ツチトリモチの仲間は、寄生植物で各樹種の根に寄生して花を出します。このとき見た“ツチトリモチの仲間”は、基本的なツチトリモチ(http://www.plantsindex.com/参照)と比べて表面の凹凸が大きく、インターネットや図鑑で調べましたが該当するものが見つかりませんでした。ひょっとしたら大発見なツチトリモチかもしれません。

 

■2日目 山地測量のとき
2日目は、天気も良く実習日和でした。今日は山地測量ということで、宮崎大学演習林内で測量を行いました。実習中、ふと谷間を見てみると、見たことのないきのこがありました。それは、傘の表面に毛がたくさん生えていて触るとフワフワしていて、シワがあり、奇妙な形をしていました。きのこ好きの私でも謎のきのこだったので、宮崎大学の先生に許可をもらい採取して持ち帰りました。インターネットや本で調べてみましたが見つからず…。なんやろか?って思っていた時、たまたまある本屋さんで見つけた「原色きのこ図鑑」(株式会社 北隆館)にそのきのこが載っていました!そのきのこの正体は、“ヒダウロコタケ(タチウロコタケ科)”という熱帯性のきのこで、宮崎県では何も情報はありませんでしたが、愛媛県では絶滅危惧Ⅰ類に指定されている希少性の高いきのこだということが分かりました。調べ上げたときは、とってもスッキリしました。

■3日目 生態生理実験のとき
最終日、植生調査を終え宮崎大学の学生さんが行っている実験の説明を聞きました。その時に発見したのが“ヤッコソウ”です。“ヤッコソウ”はツチトリモチ類と同じく樹木(主にシイ類)に寄生する寄生植物で、宮崎県の特別天然記念物に指定されている貴重な植物です。本来、開花時期は10月~11月頃なのですが、今回は2月にもかかわらず発見することが出来ました。まさか、こんなところで“ヤッコソウ”に出会えるなんて思っていなかったので感動していました。

“ヤッコソウ”をインターネットで調べてみると、とてもユニークな生態をしていました。“ヤッコソウ”には、おしべの中にめしべがあって、おしべは時間がたつと、おしべの帽子をとってめしべをだします。(イラストを参照)めしべには甘い蜜がでていて、小鳥たちを呼んでいるみたいです。今回、私たちが見た“ヤッコソウ”はすべておしべの部分だということが分かりました。あの時、おしべの帽子だと分かっていたら、めしべを見ることができたかもしれません。めしべ見たかったな…。今度見る時があったら、おしべ、めしべ両方を見てみたいです。(めしべの写真はhttp://www.ffpri-skk.affrc.go.jp/参照)

ヤッコウソウのイラスト
ヤッコウソウは、おしべ帽をとってめしべが顔を出します。

私的ではありますが、今年の4月からまほろば自然学校のスタッフとしてがんばります!(きのこちゃんになります!)
まほろば自然学校のブログもありますので、こちらもぜひ!見てみてください。
http://mahoroba2005.blog50.fc2.com/

自然環境調査実習(宮崎大学田野フィールド)に来ました

緑地環境学科では2014年2月19日〜21日にかけて自然環境デザインコースの1年生を中心に自然環境調査実習に来ています。

宮崎大学の高木正博准教授の協力で、宮崎大学田野フィールドに泊まりこみでの実習です。

一日目(2月19日)は高木先生の案内で演習林内の樹木採取をおこないました。九州南部でしか見ることが出来ない植物や絶滅危惧種なども紹介していただきました。普段、二丈キャンパスで見慣れている植物でも、田野フィールドでは違って見えるものも多く、山の中で育った樹形などを見ることも出来て勉強になりました。

夜には樹木鑑定試験をするということで、食後は自分たちが採取した植物で復習していました。

自分たちの部屋でも
自分たちの部屋でも
食堂で復習中
食堂で復習中
図鑑を見ながら復習中
図鑑を見ながら復習中

夜には樹木鑑定試験を実施しました。樹木採取で解説があった40種のうちから20種類の試験をしました。

樹木鑑定試験 in 田野フィールド
樹木鑑定試験 in 田野フィールド
解説があった40種をチェック
解説があった40種をチェック

自分たちがこれまで覚えた樹木も新しく知った樹木もどちらもしっかりわかるようになりました!

 

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