自然環境調査実習(宮崎大学田野フィールド)

3月9日から11日にかけて、緑地環境学科の1年生が宮崎大学 田野フィールドで自然環境調査実習を行いました。自然環境調査については一日目の投稿を御覧ください

自然環境調査実習に来ています – 西日本短期大学 緑地環境学科

実習の2日目は田野フィールドでの植生調査と油津商店街の見学をしました。

植生調査について

今日の植生調査実習は田野フィールド内にある常緑広葉樹二次林で行われました。80年ほど前までは薪炭林(薪を取るために定期的に伐採されていた林)として営まれていた所で、その後は人為的管理はなされず、高木層、亜高木層、低木層から構成される照葉樹林を成している所です。

現在は、主にスダジイが高木層を占めているのですが、近い将来には、スダジイから他の樹木に移り変わることが予想されている場所でした。(イスノキが虎視眈々と次の高木層を狙っているそうです)

山岸先生からブラウン・ブランケ法について簡単な説明をしていただき、実際に調査に取り組みました。まずは前日の同定実習で覚えた樹種を同定するのですが、高木の枝葉は非常に高いところにあり、葉を良く視認できずに苦労していました。幹肌の観察を加えたり、山岸先生や大石先生の指導でなんとか果たすことが出来ました。

油津商店街テナントミックスサポートマネージャー

午後は、日南市の油津商店街に見学に行きました。油津商店街は、シャッター街だった商店街が、多くの人が集まる元気な商店街に変身したことで日本中から注目を浴びている商店街です。

この油津商店街でテナントミックスサポートマネージャーをされている木藤亮太さんに、油津商店街での取り組みを、説明していただき、一緒に商店街を案内していただきました。

まちづくりと造園の関係や、まちづくりにかける覚悟のお話など本当に良いお話を伺うことが出来ました

木藤さん本当にありがとうございました

株式会社油津応援団

建築CAD検定対策講座を開催しています

2年生は2月11日に開催される「学びの発表会2016」に向け、発表の準備に余念がありません

そんな中、4月に行われる建築CAD検定の対策講座が1年製対象に開催されています。造園関連だけでなく、ガーデンデザインや自然環境関連の仕事でも、もはや使えて当たり前の技術になっています。

建築CAD検定について

緑地環境学科では、建築CAD検定(一般社団法人 全国建築CAD連盟)を学内で受検することが出来ます。次回は4月に開催予定です。4級(高校生限定)から准一級まである資格で、本学科の学生は3級と2級を受検しています。

3級は、与えられた図面をトレースする実力があるかを問うもので、CADの操作の技術を問うものです。2級は建築知識と、CADシステムを使って建築図面を作成する実力を備えているかを問うものです。

緑地環境学科の授業と建築CAD検定

学科での設計演習などでは庭園や公園の設計を学ぶため、CADの操作に限定されている3級を中心に受検しています。3級に合格し、より高度な技術を身に着けたい学生は2級までチャレンジしています

この試験に向け緑地環境学科では、建築CAD検定対策講座を開催しています。これまでは、平日の夕方開催していましたが、スクールバスの時間や部活動などで、十分な練習時間が取れていなかったため、今回は、この時期に集中的に開催することになりました。

今回は13名の学生が3級を、1名の学生が2級を受検する予定です(対策講座は23名の学生が受講しています)。4月の検定に向けてコツコツと練習して全員合格を目指してください!

二丈キャンパスの生き物たち

ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタ

6月13日のガーデニング実習は二丈キャンパスの生物の達のリストを作るため、手分けして生物の写真を撮る作業でした。

二丈キャンパス事務所前の木の下で必死に写真を撮っていると、上にマイマイカブリが!と言われ上を見るとマイマイカブリではなく、なんと大きなノコギリクワガタが!!

もう夏が来るんだなと感じさせられました☀️

学生ホール前には産卵の為海に向かう真っ赤なアカテガニが、他にはアカハライモリ、変体途中のカエルもいました。

これから夏にかけていろいろな生物達が出てくると思うので楽しみです!!

アカテガニ
アカテガニ
アカハライモリ
アカハライモリ
変体途中のカエル
変体途中のカエル

花しるべガーデニングショーで優秀賞を受賞

ガーデンデザインコース2年の永吉です。

4月4日から行われている、花しるべガーデニングショーの花壇コンテストに緑花部から「田村チーム」と「永吉チーム」の2チームが出展しました。

春の足音
春の足音

 

私たち「永吉チーム」はなんと優秀賞に選ばれました!!

設計・準備

2月から各チームごとに設計を始め、私たちのチームは~春が近づく中庭~をイメージしたデザインを考えました。竹を使った竹垣のプランターや椅子や棚を入れ立体感をだした春の空間を考えテーマは「春の足音」にしました。

デザインが決まり3月から二丈キャンパスに行き、竹や植物、枝などの材料を集め、福浜で準備をしました。竹垣のプランターは顧問の古賀先生に手伝ってもらい、竹が割れないように注意しながら作りました。  椅子や棚は自分たちで作り、ペンキなどを塗った後にバーナーで焼き自然な感じにしました。また、植物は二丈キャンパスから山に育った植物を集め、枯れないように自分たちで管理をしました。

 

 

会場での施工

4月4日施工当日は天気が悪く雨も降りそうでしたが、なんとか時間までに完成することができました。                       竹垣のプランターが敷地ない入らず急遽竹を支えている板を少し切ったりすることがありましたが、すごく立体感が出せ、ツタを巻くことによって自然な表現がだせ、植物は自分たちで集めたのを多く使っい、自然な空間を出すことができました。時間ギリギリになりましたが、雨も降る事もなく最後まで完成する事ができとてもいい作品を作ることができました!

最後に

自分はチームのリーダーをしていました。チームのメンバーと顧問の先生に指導をしてもらい設計から準備まで毎日のように学校で作業をしていて、あっという間に時間がたったと思いました。完成した作品はチームメンバーみんなが満足できる作品できる事ができまた『優秀賞』を、もらう事ができとても嬉しいです!

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