ノートテイク講習会&建築CAD検定講習会を開催しました

2月11日に開催される「学びの発表会2017」に向け2年生は大忙しの2月初旬。1年生向けに建築CAD検定講習会とノートテイク講習会を開催しました。

どちらも希望者向けの講習会で、スキルアップを目指す学生が受講します。

実は1年生も園路制作のプレゼンテーションボード作成やポートフォリオの作成、(出し忘れていた課題を指摘され泣きながら制作する)などなど1年生も忙しいのですが…

建築CAD検定講習会

緑地環境学科ではこれまでも、建築CAD検定の対策講座やその試験を西日本短期大学で開催するなどして、学生の資格取得を後押ししてきました。昨年からはより多くの学生が受験しやすい様に、2年生が学びの発表会に向けて準備しているこの時期に、講習会を開催し、4月の試験までの間に自主練習をするというスケジュールに変更しました。

そんなわけで今年度は31名の学生が3級を2名の学生が2級を受験することになりました。

2月2日、5日〜7日の4日間9:00〜14:30までみっちり講習が行われました。授業でも、コンピュータ実習や園路制作などでも使っているAutoCADの腕前がメキメキ上がって、2年生になるころには手足のように使いこなせるはずです。

ノートテイク講習会

もう一つの講習会は、ノートテイク講習会です。ノートテイクとは、耳に障害をもった方への情報保障の一つの方法で、筆記通訳のことです。聴覚障がいをもつ学生と同級生が一緒にノートテイク講習会を通してお互いのことを理解し合って短大生活をより充実したするための講習会です。

ノートテイクの練習中

MCP(特定非営利活動法人 障がい者相互支援センター)の本田さんと山口さんを講師に迎え、午前中は障がい理解、午後はノートテイクの実技を学びました。

要約するのではなく、話している人が言っている言葉をなるべく多く、要点を漏らさず文字にしていくノートテイク。雑談や冗談も、可能な限り翻訳します。そのために必要な技術や短期記憶の訓練やゲームなどなど、普段の仕事でも十分役に立つ技術を学ぶことができました。

緑地環境学科の春休み

春休みには法学科で開催している公務員講座を受講する学生もいるようです。また、ガーデンデザインコースの学生は、海の中道海浜公園のフラワーピクニックの花時計花壇の制作、自然環境デザインコースの学生は宮崎大学の田野フィールドでの自然環境観察実習もあります。

一年生のときに作ったプロセス可視型ポートフォリオの再編集する学生や就職活動として関連企業にアルバイトに行く学生などさまざまです。

実はこの2ヶ月がとっっても大事な期間なんです!ファイト!!

 

技能五輪初!!学生金メダリスト誕生しました!

11月24日から栃木県で開催された『第55回技能五輪全国大会』に緑地環境学科2年の高﨑晏睦さん(京都府立農芸高校)・鍋山幸太さん(福岡市立福翔高等学校)・松田武俊さん(熊本県立北稜高等学校)が出場し、高﨑晏睦さんが見事に金賞(1位)に輝きました!

造園部門では、学生が金賞を受賞したのは初めての快挙です!

高﨑晏睦さんおめでとうございます!!

3人は1年生の時から技能五輪クラブに所属して、この大会に向け練習に取り組んできました。

みなさんも西日本短期大学緑地環境学科から技能五輪を目指してみませんか?

技能五輪とは

技能五輪全国大会は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会であって、その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれています。
全国大会の出場選手は、各都道府県職業能力開発協会等を通じて選抜された者(原則23才以下)としています。

引用:http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/

今回の大会では42職種の競技がおこなわれました。その一つである「造園部門」は以下のような競技です。

造園は1999年(平成11年)より正式種目となった。造園競技では和と洋の技法を織り交ぜた総合力を求められる課題が設定され、延べ2日間の規定時間内に課題を完成させる。国際大会予選の年は2人一組で、予選のない年は1人作業で競技を行う。

  引用:http://www.jflc.or.jp/index.php?catid=131&blogid=12&skinid=17

3.5m×2.5mの区画内に、施工図に示す庭園を見栄え良く作庭するものです。

今回の課題はこちらにあります。

西日本短期大学には、「技能五輪部」があり、技能五輪「造園部門」に向けて日々練習をしています。

西日本短期大学 技能五輪クラブ

本学技能五輪部は二丈キャンパスを練習拠点として、一年を通して、石積みや竹垣、樹木や草花の植栽など造園に関する技能を磨いています。二丈キャンパスの技術職員である大里さんを中心として、卒業生などの指導を受けながら練習に励んでいます。

土日や夏休みなど、二丈キャンパスに泊まり込みで練習することも…

技能五輪の練習は、一つ一つの工程を習得するために、繰り返し練習する必要があり、根気のいるものです。個人で練習するのですが、同じ目標を目指す仲間と練習できることで、切磋琢磨できます。また、技術職員の大里さんや末永さんからの技術的な指導だけでなく、生活面の指導や支援も受けることができます。

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福岡)技能五輪 学生初の造園V 西日本短大の高崎さん:朝日新聞デジタル
【技能五輪全国大会】42職種1337選手が競う! 建設・建築系と建設関連競技職種の金メダル受賞者 | 建設通信新聞Digital
第55回技能五輪全国大会優勝者 – 厚生労働省 (PDF)

 

自然環境調査実習に来ています

緑地環境学科には、造園芸術コース、ガーデンデザインコース、自然環境デザインコースの3つのコースがあります。それぞれのコースでは、それぞれの仕事に関連する演習や実習を行われております。特に1年生から2年生になるこの時期にいろいろな取り組みを行っています。ガーデンデザインコースでは、海の中道海浜公園で、フラワーピクニックの花時計花壇の制作に取り組んでいます。

自然環境調査実習

自然環境デザインコースでは、4年前から、宮崎大学農学部の高木正博先生、山岸極先生にご協力を頂いて田野フィールドで「自然環境調査実習」を実施しています。今年は3月9日〜11日(2泊3日)の日程で、学生10名と大石教授、大隣の12名が参加して実習をさせていだいています。
今日(3月9日)は、お昼過ぎに田野フィールドに着き、すぐに田野フィールドで樹木同定実習をおこないました。
夜は樹木同定試験を行うことになっていて、みんな勉強中です。合格するまで寝れませんよ!

樹木同定実習後の記念撮影
樹木同定実習中
山岸先生、大石先生と同定試験に向けて勉強中
なかなか難しい様です

名島公園再整備計画に関する報告会(久保田ゼミ)

先日2月11日に学びの発表会が無事終わりました。発表を見に来てくださった皆様ありがとうございました。

久保田ゼミナールでは福岡市役所と地域住民の皆様にも報告会という形で、一年間活動してきたものを発表させていただきました。

福岡市役所での報告

2月17日福岡市役所で報告させていただきました。市役所職員5名の方にご参加いただきました。「遊具等の施設の配置が規定通りになっていないのではないか」、「公園の役割分担としてもっとこうしたらよいのではないか」、「5年後10年後を見据えた計画になっていないのではないか」など、学びの発表会でいただいた意見とは違い、実際に公園の再整備を行われているプロの方から厳しい意見をいただくことができました。

住民の皆さんへの報告会

2月18日には再整備計画を行った公園の地域住民の方々に報告させていただきました。この日は地元の小学校の授業参観日で、5名のみの参加となり、多くの方に参加していただくことはできませんでした。地域住民の方からの要望であった太陽光発電を用いた足湯について、衛生面や管理方法などの意見や質問をいただきました。今回の再整備計画は皆様に好評だったようで、今後私たちが計画したものを実現できるようにしたいということでした。

地域住民の方への報告
地域住民の方への報告

二丈キャンパスを上から眺める

緑地環境学科では所定の科目を取得して申請すると測量士補(国家資格)を取得することができます。造園だけでなく土木や建築など建設系の仕事をする際にはぜひとも持っておきたい資格の一つです。

授業でも測量学、測量実習が開講されています。その測量の中で、特に注目されているのがドローンによる測量です。国土交通省が推進しているi-Constructionでも、注目されています。

西日本短期大学でも、ドローンを測量教育に取り入れています。

ドローンを使った測量に興味がある方は、緑地環境学科のおいでください!

今日も、ドローンを使って写真を撮影したのですが、私のお気に入りの写真が撮れたので紹介します。

B棟横のトチノキ
B棟横のトチノキ

B棟付近を撮影した写真です。紅葉した樹々が本当に美しいのですがひときわ存在感を示しているのがトチノキです。

近くで見ても大きな葉っぱで存在感ありますが、上から見ても立派ですね。秋の二丈キャンパスも見どころ満載です。是非遊びに来てくださいね

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