技能五輪初!!学生金メダリスト誕生しました!

11月24日から栃木県で開催された『第55回技能五輪全国大会』に緑地環境学科2年の高﨑晏睦さん(京都府立農芸高校)・鍋山幸太さん(福岡市立福翔高等学校)・松田武俊さん(熊本県立北稜高等学校)が出場し、高﨑晏睦さんが見事に金賞(1位)に輝きました!

造園部門では、学生が金賞を受賞したのは初めての快挙です!

高﨑晏睦さんおめでとうございます!!

3人は1年生の時から技能五輪クラブに所属して、この大会に向け練習に取り組んできました。

みなさんも西日本短期大学緑地環境学科から技能五輪を目指してみませんか?

技能五輪とは

技能五輪全国大会は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会であって、その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれています。
全国大会の出場選手は、各都道府県職業能力開発協会等を通じて選抜された者(原則23才以下)としています。

引用:http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/

今回の大会では42職種の競技がおこなわれました。その一つである「造園部門」は以下のような競技です。

造園は1999年(平成11年)より正式種目となった。造園競技では和と洋の技法を織り交ぜた総合力を求められる課題が設定され、延べ2日間の規定時間内に課題を完成させる。国際大会予選の年は2人一組で、予選のない年は1人作業で競技を行う。

  引用:http://www.jflc.or.jp/index.php?catid=131&blogid=12&skinid=17

3.5m×2.5mの区画内に、施工図に示す庭園を見栄え良く作庭するものです。

今回の課題はこちらにあります。

西日本短期大学には、「技能五輪部」があり、技能五輪「造園部門」に向けて日々練習をしています。

西日本短期大学 技能五輪クラブ

本学技能五輪部は二丈キャンパスを練習拠点として、一年を通して、石積みや竹垣、樹木や草花の植栽など造園に関する技能を磨いています。二丈キャンパスの技術職員である大里さんを中心として、卒業生などの指導を受けながら練習に励んでいます。

土日や夏休みなど、二丈キャンパスに泊まり込みで練習することも…

技能五輪の練習は、一つ一つの工程を習得するために、繰り返し練習する必要があり、根気のいるものです。個人で練習するのですが、同じ目標を目指す仲間と練習できることで、切磋琢磨できます。また、技術職員の大里さんや末永さんからの技術的な指導だけでなく、生活面の指導や支援も受けることができます。

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福岡)技能五輪 学生初の造園V 西日本短大の高崎さん:朝日新聞デジタル
【技能五輪全国大会】42職種1337選手が競う! 建設・建築系と建設関連競技職種の金メダル受賞者 | 建設通信新聞Digital
第55回技能五輪全国大会優勝者 – 厚生労働省 (PDF)

 

自然環境調査実習に来ています

緑地環境学科には、造園芸術コース、ガーデンデザインコース、自然環境デザインコースの3つのコースがあります。それぞれのコースでは、それぞれの仕事に関連する演習や実習を行われております。特に1年生から2年生になるこの時期にいろいろな取り組みを行っています。ガーデンデザインコースでは、海の中道海浜公園で、フラワーピクニックの花時計花壇の制作に取り組んでいます。

自然環境調査実習

自然環境デザインコースでは、4年前から、宮崎大学農学部の高木正博先生、山岸極先生にご協力を頂いて田野フィールドで「自然環境調査実習」を実施しています。今年は3月9日〜11日(2泊3日)の日程で、学生10名と大石教授、大隣の12名が参加して実習をさせていだいています。
今日(3月9日)は、お昼過ぎに田野フィールドに着き、すぐに田野フィールドで樹木同定実習をおこないました。
夜は樹木同定試験を行うことになっていて、みんな勉強中です。合格するまで寝れませんよ!

樹木同定実習後の記念撮影
樹木同定実習中
山岸先生、大石先生と同定試験に向けて勉強中
なかなか難しい様です

名島公園再整備計画に関する報告会(久保田ゼミ)

先日2月11日に学びの発表会が無事終わりました。発表を見に来てくださった皆様ありがとうございました。

久保田ゼミナールでは福岡市役所と地域住民の皆様にも報告会という形で、一年間活動してきたものを発表させていただきました。

福岡市役所での報告

2月17日福岡市役所で報告させていただきました。市役所職員5名の方にご参加いただきました。「遊具等の施設の配置が規定通りになっていないのではないか」、「公園の役割分担としてもっとこうしたらよいのではないか」、「5年後10年後を見据えた計画になっていないのではないか」など、学びの発表会でいただいた意見とは違い、実際に公園の再整備を行われているプロの方から厳しい意見をいただくことができました。

住民の皆さんへの報告会

2月18日には再整備計画を行った公園の地域住民の方々に報告させていただきました。この日は地元の小学校の授業参観日で、5名のみの参加となり、多くの方に参加していただくことはできませんでした。地域住民の方からの要望であった太陽光発電を用いた足湯について、衛生面や管理方法などの意見や質問をいただきました。今回の再整備計画は皆様に好評だったようで、今後私たちが計画したものを実現できるようにしたいということでした。

地域住民の方への報告
地域住民の方への報告

二丈キャンパスを上から眺める

緑地環境学科では所定の科目を取得して申請すると測量士補(国家資格)を取得することができます。造園だけでなく土木や建築など建設系の仕事をする際にはぜひとも持っておきたい資格の一つです。

授業でも測量学、測量実習が開講されています。その測量の中で、特に注目されているのがドローンによる測量です。国土交通省が推進しているi-Constructionでも、注目されています。

西日本短期大学でも、ドローンを測量教育に取り入れています。

ドローンを使った測量に興味がある方は、緑地環境学科のおいでください!

今日も、ドローンを使って写真を撮影したのですが、私のお気に入りの写真が撮れたので紹介します。

B棟横のトチノキ
B棟横のトチノキ

B棟付近を撮影した写真です。紅葉した樹々が本当に美しいのですがひときわ存在感を示しているのがトチノキです。

近くで見ても大きな葉っぱで存在感ありますが、上から見ても立派ですね。秋の二丈キャンパスも見どころ満載です。是非遊びに来てくださいね

京都学外研修2016・・・研修3日目/いよいよ最終日、貸切バスでめぐる京都の庭園です

昨日無事に京都での学外研修を終え福岡に帰ってきました。先週の週間予報では、3日間とも雨マークがついて「どうなる京都学外研修」と学生たちもひやひやでしたが、ふたを開けると天気もなんとか持ち、なんと最終日は晴れでした。日頃の行いがいいんでしょうね(ふふふ)

そんなことを感じた3日目最終日はバスを貸切り、京都市内の庭園見学へ出発です。

最初の見学地は龍安寺。誰もが知ってる枯山水の庭園ですね。7・5・3計15石が配され、様々なイメージを想起させます。

9時前に到着したのですが方丈庭園には結構な拝観者がいらっしゃってました。それでもこの時間はまだまだゆっくり方丈の縁側に座って見学できました。(この後すごい数の人が入ってきて、20分の違いで石ではなく人を見学することになってました。すごい人気です)img_2624 p9163773

2か所目は、大徳寺へ。

大徳寺では大仙院、高桐院、瑞峯院の3つの塔頭の庭園を見学。広い境内をダッシュで移動しながらハードな時間でしたが、それぞれ学生たちは必死にメモと写真をとっていました。いつになく学生たちが真面目です。やはり机の上だけでなく実際に自分で体験するって大事ですね。みんな引き込まれていきます。

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お昼は岡崎のレストランで和食。この旅、みんなで食べる最後のご飯です。疲れもあってか、時間をかけてゆっくりしました。img_2736

午後は清風荘庭園を見学、ここも非公開の庭園ですので写真は出せませんが、実際に管理をされている花豊造園の山田耕三さんに管理や庭園の修復など実務の目を通した庭園のお話を聞くことができました。

見学の最後は智積院庭園。築山を背景に複雑な風景、滝組など見どころの名園です。なんといっても書院の縁側の下まで池が広がり、そこに座ると自分達が庭園の一部に引き込まれ、ゆったりと時間を感じることができます。庭屋一如を感じる素敵なデザインで、西川先生お勧めの庭園です。まあここらに来ると学生たちはぐってりつかれてしまってますが・・・

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そして京都駅でたくさんのお土産を買いこみ、新幹線のぞみに乗り込みました。最後は先生も含めてみんなぐっすり静かな車内でした。博多駅に到着して団長の2年生江上さんから締めのお言葉をいただき解散です。

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学生たちは技能検定や期末試験など忙しい中でバタバタと準備して、大変な忙しい研修旅行だったと思います。しかしそれ以上に技術や素材、空間ボキャブラリーなど実際に自分の目と身体で経験し感じ、多くの収穫のあった3日間になったと思います。

これから若干時間をかけて、この研修をまとめ、秋の感謝祭や年度最後の学びの発表会でパネルにして展示したいと思います。

皆さん本当にお疲れ様でした。しっかり休んで後期のスタートに備えましょう!いやー疲れました。

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