卒業生が樹木医に合格しました

卒業生の福井寿さん(H20年度卒)が、今年度の樹木医合格の報告に、西短ヘ訪ねてきてくれました。

「樹木医」は、いわゆる“樹木のお医者さん”として、身近な樹木の診断や治療をしたり、地域の大切な巨木や古木を守ったり、また樹木の大切さや保護の知識などを広く伝える役目をもった専門家です。(財)日本緑化センターによる研修者選抜試験を受け、資格審査の合格者のみが「樹木医」と名乗ることができます。

合格率は約20%と難易度の高い資格にもかかわらず、なんと一発合格!すごいですね!

福井さんは社会人入学で、それまでは植物や造園とは全く関わりの無いお仕事をしていたそうです。西短に来たことで、樹木医になるぞ、という思いに弾みをつけたとのこと。在学生にも激励の言葉をくれました。

樹木医になるには、樹木の診断、治療等に関する業務経験が7年以上がまず受験資格として必要になりますが、緑地環境学科では、指定の科目を履修すれば「樹木医補」の認定が受けられるため、1年以上の業務経験で受験資格が与えられます。福井さんも、西短でこの「樹木医補」の資格認定を受け、業務経験年数を短縮して受験し、見事に合格されました。

在学生のみなさんも、難しい資格ではありますが、ぜひ先輩にならって目指してほしいと思います。

福井さん、合格おめでとうございます。「樹木医」としてのさらなるご活躍をお祈りいたします!

緑地環境学科の3名の学生が県知事から表彰されました

11月25日に平成22年度、福岡県職業能力開発促進大会表彰式が行われ緑地環境学科では2年生の白石拓也くん、森根盛優くん、1年生の水野崇くん(いずれも造園芸術コース)の3名が表彰されました

この大会では、優秀な技能を持ち、その職業能力によって社会に貢献した人などが表彰され、福岡県版の「現代の名工」の方々などの表彰が行われます。

そのような方々とともに、技能五輪全国大会入賞者として、2年生の白石拓也くん・森根盛優くんペア(造園 銀賞)、技能検定成績優秀合格者として、1年生の水野崇くん(造園3級部門)が福岡県知事より表彰されました。

白石くん、森根くんは、第48回技能五輪全国大会(技能ルネッサンス!かながわ2010)の造園部門で、見事に全国2位の銀賞という成績を収めました。(以前ブログでも取り上げた、練習の様子はコチラ

福岡県庁のホームページで入賞報告会の様子が記載されています。

白石くん、壇上での表彰では堂々としていました。


水野くんは造園技能検定の3級の成績優秀者として表彰されました。
検定の合否と表彰の基準とは違うようで、表彰対象者がいない部門もありましたので、素晴らしいことだと思います。
水野くんは今年度は30点満点中29点だったそうで、来年度の2級では合格はもちろん、満点を目指して頑張っていきたいと思います、と抱負を語ってくれました。

3名のみなさん、おめでとうございます。これからもさらにその技能を磨いて、すばらしい作品を作ってください!そして表彰式お疲れさまでした。


秋の感謝祭(当日の様子)(2010年の記事です)

こんにちは。秋の感謝祭で記録を担当していた北村です。当日の内容をなかなかお知らせできずに、今更になりましたが、当日の様子を詳しくご報告いたします。

まずは、我らが理事長の開会宣言より幕を開けた感謝祭。緑地のゼミやサークルによる「花ものがたり」。ほかにも二丈、唐人町近辺の方々、緑創会の方などが出店に参加していただき、芝生広場にて賑わいながら各商品を販売していただきました。ステージイベントも軽音部によるバンドや、地域の方の草笛演奏、西短付属高校によるよさこい、カントリーバンド、丸太切り競争、緑地2年の宇都宮君によるダンス、もちまき。また、各種イベントとして、お楽しみ抽選会やスタンプラリー、緑の体験教室、緑の相談、など充実したイベントがおこなわれました。

悪天候にも関わらず、たくさんのかたがご来場くださり、更に「秋の感謝祭」も賑わいをみせたことと思います。私達も、このようなイベントを1から作りあげることは初めてで、戸惑いながらの企画・運営でしたが、地域の皆様や、卒業生の皆様、企業の皆様のご協力、ならびにご支援のおかげで、なんとか形として作り上げることができました。本当にありがとうございました。今回の反省点や仕事内容、改善点を見直してまとめ、来年の感謝祭のために残し、今年の感謝祭より、もっといいものを作ってくれることを期待しています。

当日の様子
当日の様子

「花ものがたり」の感謝祭・文化祭

どうも、N講師です。あれよあれよという間に九州の秋が終りに近づいています。夏から取り組んできた、緑地環境学科運営の秋の感謝祭、その勢いで結局参加した文化祭も無事?に終了しました。皆それぞれの感謝祭・文化祭だったと思います。

特に秋の感謝祭は準備を学生・教員・職員さらにはOBと一丸となって取り組みました。出来上がったものはすべてメイド・イン・緑地環境学生と言っていいほどの手作りです。

緑地環境学科では昨年の感謝祭から「花ものがたり」というブランド名で出店をしています。私が顧問を務めるLD(ランドスケープデザイン)部の学生たちが、ゼミや緑地環境の学生が多くいるクラブに呼びかけて実現し、今回も学生たちの出店の中心になって、感謝祭のにぎわいを演出するお手伝いをしました。

目印にしている、昨年度の学生が制作した看板。今年も学生が修理して使用しました。ちなみにタイトル文字は今年卒業した俣野君のものが採用されています。

花ものがたりには今年、LD部の他、表千家茶道部が昨年に引き続きカフェを(看板タイトルのガーデニングカフェ担当です)、卜部ゼミがグリーンインテリアの販売、アクアプランツ部はアクアプランツの販売、大石ゼミは八っ八楽々屋(以前紹介してますので省略)を行いました。

今回は、LD部はK部長が実行委員長になった他、主戦力と思われる二年生は、実行委員や各部署の主戦力としてがんばったので、店に顔が出すことができず、結果一年生中心で運営することになり大変だったと思います。

そんなこともあり、その勢いと二年生のうっぷん晴らしに文化祭でも「花ものがたり」を出店しました。少し余裕があったせいか、文化祭ではかなりまったりした「花ものがたり」が出現し、K先生らのみどりら部やあご兄やん(実はO講師)のコーヒーショップも加わり、これまた素敵なお店になってしまいました。

久留米筑水高校の生徒さんが二丈キャンパスに来ました

11月18日に久留米筑水高校の生徒さんが授業の一環で二丈キャンパスの見学に来ました。

管理棟テラスから見学
禎祥苑を見学しています
パネル展示


久留米筑水高校は造園に関する勉强をする環境緑地科があって、緑地環境学科にも数名の久留米筑水高校の卒業生がいます。

本学の古賀教授より、造園についてや二丈キャンパスについての話を聞いて二丈キャンパスの見学をしました。
秋の感謝祭の庭づくりデモンストレーションで作った技能五輪の課題の庭も見学してもらいました。

真剣にポートフォリオを見ていました

芝生広場や雨天実習場、見本庭園「禎祥苑」を見てもらった後、工房で緑地環境学科の取り組みについて簡単に説明しました。生徒の皆さんは特に、ポートフォリオに興味を持っていたようでメモを取りながら真剣に見ていました。

工房前
芝生広場で記念撮影
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