くるくるカフェ「日本人とサクラ」その4

くるくるカフェ「日本人とサクラ」その1 | 西日本短期大学 緑地環境学科
くるくるカフェ「日本人とサクラ」その2 | 西日本短期大学 緑地環境学科
くるくるカフェ「日本人とサクラ」その3 | 西日本短期大学 緑地環境学科

舞鶴公園のサクラ

でお知らせした公開講座のつづきをお伝えします

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くるくるカフェ「日本人とサクラ」その1

天気が悪い日が続きますが春はすぐそこにやってきています。
福岡ではサクラの開花宣言もあって市内でもサクラが咲き始めています。

西日本短期大学緑地環境学科にはサクラの古木・巨木について研究をしている金澤助教による公開講座「日本人とサクラ」が1月30日におこなわれました。

そのときに撮影した動画を公開します。

この講座では、「時代の移り変わりとサクラの品種」についてお話しさせていただきました。
まずは前半部分のNo.1~No.4までを公開します。

緊張した様子が伝わる動画をどうぞ!

自然林復元工法による試験地調査

大分県の森林環境税を頂き、海岸林の自然林を復元するために植栽試験地を設定して、3年目を迎えます。植栽して2年半が過ぎた2009年12月初めに、西日本短期大学緑地環境学科の金澤先生と私(矢幡)、さらに4名の学生さんが参加して、広葉樹の成長量調査を行いました。この試験地は3種類から成り立ち、そのうち、第3試験地は、5種類の広葉樹を植えました。芽苗と一般のポット苗との成長比較試験です。芽苗とは、ポット苗(苗丈50-70cm)と比べて、苗丈が10~20cmと小さいけれど、3年目を前にして、すでにポット苗を追い抜く勢いです。写真で比較してください。このような成長差が現れる理由は、次のことが考えられます。ポット苗の場合、根がポットの中で、ぐるぐる巻きになる(ルーピングといいます)ために、根が無駄に余分な成長をして、地中へ根を拡がるのが遅れます。一方で、苗は小さくても、根がまばらな芽苗のほうが、生存が厳しい環境条件(土壌が少ない法面や、砂地など)では、プランティングショック(移植や植え付けのストレス)が小さく、おかげで2-3年後には成長が良くなるといえます。試験結果からこのことが明確に証明されました。

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