コースごとの実習が始まりました

緑地環境学科では、学生のキャリアデザインを支援するためいろいろな仕組みになっています。

入学生はみんなみどりに関連した仕事をしたい、造園に関する勉強がしたい、花屋さんになりたいといった様々な夢を持って入学してきます。しかし、そのためにはどんな資格を取れば良いのか?どんな勉強をすれば良いのか?どのコースで勉強すれば良いのかなどわからないことがたくさんあります。中にはちょっとした思い違いをしている学生もいます。

緑地環境学科では、そんな思い違いで進むコースを間違えないように、入学時にコース分けをしないで、1年生の前期には、すべてのコースの基礎になる勉強や、それぞれのコースを理解してもらうために必要な実習を重点的に行なっています。

また、キャリアデザインのための授業があり、その中でどんな仕事があるのか?そのためにはどんな資格をとったら良いのかなどをしっかり指導しています。

コースを決定するときには学生一人に対して教員2名で面談を行なって時間をかけて学生の将来を話しあいながらコースを決めるようにしています。

今年入学した1年生も後期からコースに分かれての授業が始まりました。

コースに分かれて、一番違うのはやはり総合実習です。

造園芸術コース:「滝・流れ石組工」や「蹲・石灯籠・延段工」や「マツの剪定」など

 

ガーデンデザインコース:「ハンギングバスケット」、「レンガ工」や「草花園芸」など

 

自然環境デザインコース:ビオトープに関連した石組みを行なう「ビオトープ石組工」や「竹間伐」、「植生調査」など

それぞれの専門に関連した実習を通して、基礎的な技術を身につけることができます。

その他にも、環境設計演習の課題がコースごとに設けられるなどの違いがあります。2年生では、ゼミナールに所属して、より専門的な勉強をしていくことになりますが、その前の基礎作りを行なうのが1年生の後期になります。

ハンギングバスケット実習を行いました

1年生の総合実習では、後期からコース別の内容となっています。

ガーデンデザインコースでは、9月27日と11月1日の2回、ハンギングバスケットの実習を行いました。講師は日本ハンギングバスケット協会の田中先生です。

11月1日の実習では、大きなバスケットによる、より専門的な技術が必要なハンギングバスケット実習を行いました。

それぞれの植物の大きさや色合いはもちろん、伸びやすいものかどうか、湿気が苦手かどうかなど、植物の特徴などをみながら、考えて配置していきます。

 

(9月27日と11月1日の実習の様子)

これら二丈キャンパスでつくったハンギングバスケットは、福浜キャンパスに飾られ、各自管理をすることになります。

福浜キャンパスにお越しの際は、ぜひ実習の成果をご覧ください。

実習でつくったハンギングバスケットを福浜キャンパスに飾りました

5月10日(火)の実習では、ハンギングバスケットの実習を行いました。

「ハンギングバスケット」は、イギリスではじまった歴史ある装飾園芸の技法で、かごに花を植えて、吊るしたり掛けて楽しめるものです。まちなかやイベントの会場などでよく見られ、今年度から1年生の実習で導入されています。

株分けの方法を教わったり(今回はヘデラの苗を2つに切り離して植えました)、花苗の配置を色や角度をみて調節したりと、はじめて学んだことがたくさんあったようです。

そして先日、二丈キャンパスでつくったこのハンギングバスケットを、福浜キャンパスに飾りました。

今後は自分でつくったハンギングバスケットは、自分で管理をすることになります。

福浜キャンパスへお越しの際は、それぞれちょっとずつ違う作品をぜひごらんください!

福浜キャンパスに飾りました
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