遅ればせながら6月9日(日)に開催されました「緑のしごと発見!」の午後のプログラムについて報告します。
午後のプログラムは、竹垣体験と根巻の見学しました。当初は日本庭園内での作業予定でしたが、当日は残念ながら雨模様のため急遽、雨天実習棟で実施することになりました。
体験の前には、雨天実習場について古賀教授より全体的な説明がありました。
現在、1年生が造園技能検定3級の合格に向けて練習しているので、その会場風景についても紹介しました。
竹垣体験では、在校生の金城貴弥くん(2年 南部農林高校出身)・中村祐輝君(2年 久留米筑水高校出身)・鳴海卓君(2年 楊志館高校出身)・吉福洋平君(1年 諫早農業高校)によるシュロ縄のいぼ結び(男結び)実演がありました。在校生の実演後、参加者の方に体験して頂きました。シュロ縄のいぼ結び(男結び)は竹垣をつくる際の基本になります。初めての体験で少々難しかったようで、悪戦苦闘されていました。しかし、最後にはご覧のように見事にマスターされました。
樹木を移植するに、なるべく樹木に負担をかけないようにするために行う「根巻き」という技術の実演を本学の卒業生である小森晴人さん(平成23年 造園芸術コース卒業)・大西豊さん(平成22年造園芸術コース卒業)にして頂きました。
一般の方にもわかるように実際の作業と同時にホワイトボードを使って丁寧に説明して下さいました。在校生も先輩による根巻き講習が聞けて勉強になったと思います。お手伝いに来てくれた、小森さん・大西さん、ありがとうございました。