樹木鑑定試験を行います

緑地環境学科では造園の基本となる植物教育に力を入れています。
今年度より樹木鑑定試験を全学合同で実施する取り組みを始めました。
樹木鑑定は、植物を材料(対象)として使う私たちの分野では基本であり重要な技術です。
前期は7月に行い(参照記事)、現時点でどれだけ樹木が鑑定できるか、基本的な樹種の鑑定テストを行いました。

今年度のまとめとなる樹木鑑定試験は1月19日(土)に終日(目標点数に達するまで)行います。
今回は年度末のまとめの試験ということもあり、学生の皆さんは張り切って試験勉強をしています。

一年生は現在、二丈キャンパスで開講されている樹木学実習で、実際の樹木を見ながらその形態や利用方法などを学んでいます。

 

授業で扱った樹木や、小テストに出題された樹木については、インターネット上のwebアルバムにアップロードされていて、誰でも確認できるようにしています(随時更新予定です)。

樹木鑑定試験12

もちろん、実物で覚えるのが一番だと思いますので、身近な場所の樹木をまず見てほしいと思います。もうそろそろ、紅葉も終わり、冬の花が咲きはじめているはずですよ。

園路制作 (造園芸術コース)

こんにちは、造園芸術コースの篠﨑・鳴海です!
簡単に自己紹介をしたいと思います!
篠﨑 : 福岡出身 秋の感謝祭2012、実行委員『出店』を担当していました!
鳴海 : 大分出身 上に同じく!!
よろしくお願いしまーす!

11月13日から現場での作業が始まりました!
造園芸術コースは、2つに分かれて園路制作をしています!

篠崎 : まずは、A棟裏の優秀な彼らの園路制作の現状を覗いてみましょう!!
鳴海 : B棟裏の俺たちも優秀やけどなー!!

A棟裏

篠﨑 : A棟裏の学生は、主に『造園技能士2級』の取得者になるんですよー☆
完成した園路が楽しみですね。

鳴海 : 次はB棟裏、俺たちの敷地になるぞ!!
ちなみにこちらの学生は、主に『造園技能士3級』取得者になります!!

B棟裏

篠﨑 : それぞれの敷地で、班員と一緒に指定された期間内に終わるよう
頑張って制作しています!

鳴海 : 土曜日・日曜日を使って終わらせようと計画を立てている班もあります!

自然環境デザインコース・ガーデンデザインコースに負けない園路を!
完璧を追求した園路を!先生方が驚かれるような仕上がりの園路を造り上げたいと思います!

篠﨑 : これから園路制作の進行状況をアップしていきます!

鳴海 : 完成後は、ぜひ二丈キャンパスに足を運んでいただき、『学生手造りの園路』を見ていただけたらな、と思います!

よろしくお願いしまーす☆

次回、お楽しみにー☆
以上!造園芸術コース 
篠﨑・鳴海 でしたー!!

園路制作実習(1年生総合実習&環境設計演習1)

緑地環境学科では1年生のまとめとして、環境設計演習1で設計した園路を総合実習で制作する実習をしています。

後期の環境設計演習で企画、設計をして、割付図や材料表、行程表の制作などを行い、総合実習で施工、施工後に環境設計演習やコンピュータ実習等でまとめるという一連の流れを実際に行なっていくものです。

造園芸術、ガーデンデザイン、自然環境デザインでそれぞれ対象となる環境での園路制作をおこなっています。

学生は時間やコストまで考えてこの実習に取り組みます。自分たちで設計し、その通りになるように施工する。1年生できちんとプロセスを身体で理解してもらい、2年生になると様々な制作や管理に取り組みます。デザイン変えたら、その場で設計変更のための図書一式を描き代えて提出しなければなりません。

これまでの実習の様子を写真で少し紹介します。

 

 

 

秋の感謝祭を開催しました

グリッピがやってきた!

11月4日に秋の感謝祭2012を開催いたしました。

今年は天気にも恵まれて本当に多くの来場者にお越しいただきました。

緑地環境学科の学びの場である、二丈地区、福浜周辺の方々に協力を頂いて地域のお店に出店していただきました。その他にも、農業関連の出版社やOBによるお店、緑地環境学科を応援してくださるお店などなど本当にたくさんの方々に出店していただきました。

ステージでは、そね幼稚園のお遊戯や西日本短期大学附属高等学校の吹奏楽部による演奏、保育学科のみどりのコンサート、西短太鼓や軽音楽部のバンド演奏などがありました。

保育学科による森の幼稚園「森のアトリエ♪~五感で感じる・五感で遊ぶ~」や福岡グッドトイ委員会による「木もれびひろば ~木育おもちゃであそぼう!~」なども行われました。

みどりあふれる二丈キャンパスで、ハンギングバスケット教室やフラワーアレンジメント教室などの「みどりの教室」やランドスケープデザイン部とOBによる花苗販売、苔玉作りや樹木スタンプラリーなどなど緑地環境学科の学びに関連したイベントや出店をおこないました。

今年から、新しくミニステージが出来て、高校生によるダンスや卒業生のダンス、健康スポーツコミュニケーション学科の1年生によるダブルダッチなどがありました。

6月から緑地環境学科の学生が実行委員会を結成して夏休みもずっと準備をしてきました。多くの方の支援のおかげを持ちまして無事に終了することができました。秋の感謝祭に関わって下さったすべての皆様に感謝いたします!

コースごとの実習が始まりました

緑地環境学科では、学生のキャリアデザインを支援するためいろいろな仕組みになっています。

入学生はみんなみどりに関連した仕事をしたい、造園に関する勉強がしたい、花屋さんになりたいといった様々な夢を持って入学してきます。しかし、そのためにはどんな資格を取れば良いのか?どんな勉強をすれば良いのか?どのコースで勉強すれば良いのかなどわからないことがたくさんあります。中にはちょっとした思い違いをしている学生もいます。

緑地環境学科では、そんな思い違いで進むコースを間違えないように、入学時にコース分けをしないで、1年生の前期には、すべてのコースの基礎になる勉強や、それぞれのコースを理解してもらうために必要な実習を重点的に行なっています。

また、キャリアデザインのための授業があり、その中でどんな仕事があるのか?そのためにはどんな資格をとったら良いのかなどをしっかり指導しています。

コースを決定するときには学生一人に対して教員2名で面談を行なって時間をかけて学生の将来を話しあいながらコースを決めるようにしています。

今年入学した1年生も後期からコースに分かれての授業が始まりました。

コースに分かれて、一番違うのはやはり総合実習です。

造園芸術コース:「滝・流れ石組工」や「蹲・石灯籠・延段工」や「マツの剪定」など

 

ガーデンデザインコース:「ハンギングバスケット」、「レンガ工」や「草花園芸」など

 

自然環境デザインコース:ビオトープに関連した石組みを行なう「ビオトープ石組工」や「竹間伐」、「植生調査」など

それぞれの専門に関連した実習を通して、基礎的な技術を身につけることができます。

その他にも、環境設計演習の課題がコースごとに設けられるなどの違いがあります。2年生では、ゼミナールに所属して、より専門的な勉強をしていくことになりますが、その前の基礎作りを行なうのが1年生の後期になります。

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