本日の3限目、1・2年生合同の進路支援講座を実施しました。

3名の講師をお招きし、先生方が展開されている事業のことや社会人になって大変に感じたこと、また現場での実体験などを中心にご高話いただきました。

以下に先生方のお話をまとめます。

 

渡 辺  千 秋 氏（地域密着型・余暇支援　ジャックの樹 主宰）

渡辺先生は、障がい児を対象に療育を含んだ水泳指導や絵画展、日帰り旅行などを中心として、子どもたちの自立支援を目的とした事業を展開されています。障がい児に、社会でのルールやマナーを習得させたり社会と調和がとれるようにするために、実践している指導法などを詳しくご教授いただきました。お話の最後には、”みなさんぐらいのときに何にでも興味をもってやってきた。だから今の自分がある”と述べられました。この言葉にはかなり説得力がありました。

   

 

田 中  将 徳 氏（障がい者支援施設　早良更生園）

田中先生は本学科一期生で、障がい者支援施設に勤務されています。利用者さんの一日のスケジュールや利用者さんが持ち合わせる特性、また仕事をしていくうえでのやりがいなど丁寧に話していただきました。また、社会人として大切なこと、短大でやっておくべきことを話してくださり、学生は今やらなければならないことがしっかりと見えたのではないでしょうか。

   

 

藤　 綾 香 氏（SPORTS COMMUNICATION SQUARE Fusion 福岡店）

藤先生は本学科二期生であり、フィットネスクラブで加圧トレーニング指導を中心としたスポーツインストラクターとして従事されています。日頃使用されている加圧トレーニング用のベルトを持参してもらい、実践していただきました。また、トレーニング効果を理論的に説明くださり、学生も納得の表情でした。”将来何をやりたいのかわからないのなら、今何をやるべきか考えましょう”とまとめてくれました。

   

 

学生からの質問もあり、非常に充実した講座になりました。先生方、本当にありがとうございました。