海の中道海浜公園のマツ苗植樹

こんにちは、矢幡ゼミの殿井です。春休み中の活動報告をします。

平成24年3月3日(土)に海の中道海浜公園で、一般市民と2100本のクロマツ苗を海岸砂地に植えるボランティアに参加しました。西日本短期大学から参加したメンバーは矢幡ゼミ生5人と環境ボランティア演習を取っていた2人で、外部からの参加者は約250名おり、企業としてパナソニック、トーマツ、福岡印刷、清水建設が参加していました。

マツの植樹の方法は、棒の前にマツの苗が置いてあるので穴を掘った後、土と肥料を入れて植えるというものでした。一般市民の方たちはとても優しく一緒に活動したことで、周りの人に対する心遣いも大切だと思いました。海岸を見てみると、ごみがたくさん落ちていたのがとても気になり、海のそばにマツを植えて、緑を増やすことができても、こんなにたくさんのごみがあるなら状況は変わらないじゃないかと思いました。

緑のない場所に緑を植えるというのは、言葉ほど簡単なことではなく、多くの手間暇がかかることも活動を通して改めて実感しました。最後の水やりは、効率が悪かったけど、私には人と人がつながっている証が形となって見えたようだったので、この場所が松林になる姿を早く見たいと感じました。海岸の植栽が終わったあとは、海の中道海浜公園の光と風の広場で、昼食をとりました。

風は強かったのですが、太陽の光がとても温かく感じました。昼食をとった後、環境共生の森見学をしました。環境共生の森とはこの地域の気候や風土にあった多様性のある森を一から作っていくなかで人と自然との共生について実感できる場としてつくられたそうです。

ここでは自然観察、農作業などさまざまなプログラムが体験できます。苗木からできる森作りをはじめとしているので、完成するのには30年程かかると言われています。時間はかかるけれど、将来この活動が大きくなり、人々に愛される活動になってほしいと思いました。

実際に植物を植樹して、緑を増やす活動があることは知っていましたが、自分が参加するのは初めてだったので、期待に胸を膨らませていました。高校生のころくらいから、緑という単語に興味を持ち始めて、この大学に入って、緑という単語はたった1字だけど、この1字の中に造園や環境、人とのつながりなど、たくさんの意味を含んでいることを知りました。参加したいと思っていた、緑を増やす活動に今回参加することができて、よかったと思います。

 

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