7月24日のオープンキャンパスの様子(2)・・・デモ庭編

7月24日のオープンキャンパスでは在学生達を中心にたくさんのプログラムを行いました。そのうちでもひときわ異色のプログラムが緑地環境学科の造園芸術コース男子学生による庭づくりデモンストレーション(庭デモ)でした。

今回は福浜キャンパスの中庭に小さな庭園を制作しました。オープンキャンパスの参加者の皆さんが二丈体験やフラワーアレンジメント体験を行っている間に制作し、さっきまで何もなかったところに庭が出現!制作時間は1時間40分。男くさい学生3人水野崇君(島根県出身)、上原勇俊君(沖縄県出身)、島井陽平(高知県出身)が挑戦です。

今回は植物を背景に、砂利やゴロタ石(こぶしくらいの大きさの石)、ナチ石(黒いつるつるの石)を使用して和の空間をデザインしました。暑い夏の日に、清涼感溢れると大変好評でした。参加者の中にはオープンキャンパス終了後に再度立ち寄ってくれる方もいました。

庭園は次回のオープンキャンパスまで福浜キャンパスの中庭に展示していますので、是非見に来てください。

 

造園・ランドスケープの空間を構想するために・・・環境設計演習Ⅰ

植物を使ってきもちのいい空間をつくる、私達にとって樹木を如何に植えるか(植栽を考えるか)というのは重要です。1年生の環境設計演習Ⅰでは先週から3週にわたって、実際に樹木が植えられている空間を実測しながら、どのように造園・ランドスケープの空間のイメージが立ち上がり、設計図(今回は平面図)として表現されるかを学びます。実際にいろんな感じ方をする空間から図面を書いてみる普段のデザインの逆にやってみることで、きもちのいい空間を作る際の植栽デザインの方法が見えてきます。

設計演習の中間発表行いました・・・環境設計演習Ⅲ/2年生

2年生の設計演習Ⅲの課題が着々と進んでいます。演習Ⅲでは住宅庭園の設計が課題になりますが、その前段階として、対象地となる連続した住宅地においてその街並み景観のデザインのコンセプトとデザインコード(ルール)の策定を行います。単純に庭をデザインするのではなく、チームでそれらがデザインされる街の景観がどうあるべきかをきちんと考え、そのためのルールを形成することによって、よりよい生活、地域、まちなみ、環境をエクステリア・庭園のデザインに展開させようというものです。1年次に公共空間のデザインを行い地域の在り方や、グループワークを行っていることもあり、昨年に比べるとかなりスムーズにグループでのワーキングは進んだようです。

次週からはここのテーマ設定で、住宅のエクステリア・庭園のデザインがいよいよ始まります。最終発表は8月に予定していますので、是非ご参加ください。

海の中道海浜公園見学会

4月23日(土)、「緑地管理実習Ⅰ」の授業で、新入生に緑地環境学科で扱う様々なフィールドを体験してもらうために福岡の緑地空間の見学に出かけました。緑地環境学科では地球環境からテーブルの上の花まで、非常に多様な空間が学びの対象です。今回は、その中から緑地環境学科の先生や在学生が特に現在取り組んでいる公園・花壇・防風林・芝生・屋上緑化・昆虫といったキーワードで見学してきました。

最初に訪れたのは、海の中道海浜公園の工事事務所。ここで、公園やその管理についてお話を伺いました。国土交通省九州地方整備局国営海の中道海浜公園事務所の田畑正敏所長から実際の管理のポイントを写真を見ながら説明していただきました。そのあと実際に、公園の管理にも携わっている卜部先生を案内役に、公園内で開催されている「フラワーピクニック2011」を見学しました。この春に、ガーデンデザインコースで制作した「花時計」では実際に制作を行った2年生が解説をしてくれました。


次に訪れたのは、海の中道の砂浜です。ここでは矢幡先生の解説で、クロマツの防風林を見学しました。ここでは、矢幡先生の指導でクロマツの植林がボランティアなどの手によって行われ西短の学生も参加し、試験植栽も行っています。なぜ過酷な環境の海岸に松林が必要なのか、どのような作業を行ってきたのか、また現在の課題などについて説明がありました。

矢幡先生の解説

そしてこの日の最後に訪れたのは、アイランド中央公園とその公園施設「ぐりんぐりん」。新しい公園のデザイン、屋上緑化、蝶のとぶ公園施設など福岡のランドスケープの見どころ満載の公園です。しかし、ここまで来ると、結構みんな疲れているかと思いきや、ここが一番盛り上がっていました。特にぐりんぐりんの屋上緑化にはみんな感動していたようです。

今回は時間の都合で、湾岸部の緑地空間を巡りましたが、様々な空間が私達のフィールドだって感じてもらえたと思います。

講義開始・・・学校の中がにぎやかな声でいっぱいです

先週から授業が始まりました。まだまだ1回目の授業ってこともあり、学生は緊張(若干先生も緊張)し、授業内容も自己紹介やらガイダンスやら軽めのメニューのようです。そんな中、すでに結構ハードに進んでいる授業もあるようです。のぞいてみました。

西川先生と石井先生の環境設計演習Ⅲ(2年生)は課題発表と課題の進め方が発表になっていました。この科目は最後に公開講評会があるのでみんな真剣です。

大隣先生の測量学・測量実習(1年生)は単位を取るの大変なので有名?です。知ってか知らずか、楽しそうな中に緊張感のある授業です。

学校の中も一日中学生の声が絶えません。春休みからいよいよ、新年度と感じる今日この頃です。

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