附属高等学校で簡単GIS授業をしました

6月12日と19日に西日本短期大学附属高等学校で測量に関する授業をしました。

西日本短期大学附属高等学校との高大連携について

西日本短期大学と附属高校では高大連携の一環として短大の教員が附属高校で授業を行っています。緑地環境学科では3年生に3回、2年生には7回の授業を計画しています。

今回は1回めの授業です。
4つのクラスに2日に分けて授業をしました。

まず、キャリアデザインについて簡単に説明しました。トリマーや美容関係の仕事を目指していたり、「社長になりたい!」といった夢を持っている生徒さんがいました。その夢を実現するためになにをすべきかをしっかり叶えてもらえるように今何をすべきかしっかり考えてもらえるようお話させていただきました。

緑地環境学科ではキャリアデザイン、ポートフォリオデザインという科目が設けられ学生が10年後、20年後を見据えて学生生活を過ごせるように指導しています。

その後、緑地環境学科のコースやカリキュラムなどを簡単な説明をしました。その中でも基礎となる測量についての授業をしました。

測量とは…

測量とは、地上にある点と点の位置関係を求めたり、その結果から広さなどを計算したり、地形図や図面を作成したりします。また、設計した図面に従って、必要な点を現地に設置するのも測量の一つです。

今回は、簡単に自分の位置を知ることが出来るGPSについて、その仕組を説明しました。GPSは約20,000km上空にあるGPS衛星から送られてくる電波を受信するシステムです。

ちなみに宇宙ステーションは地上から約400kmのところにありますので、その50倍くらい離れています。

GPS付きデジカメを使った簡単GIS実習

講義の後は、実習として、GPS付きのデジタルカメラを使って撮影。撮影した写真をgoogleマップ上に表示される簡単GIS(地理情報システム)実習を行いました。

picasaweb-images

受講した生徒さんには「緑と一緒に写った写真」を撮影してもらいました。

みんな楽しい写真を撮ってくれましたので、その写真も紹介します。

コンテナガーデンコンテスト(ハウステンボス)で金賞を受賞

大田ゼミ生の馬田と徳久です。

馬田と徳久です。
馬田と徳久です。

今回、ハウステンボス 100万本のバラ祭りのコンテストにハンギングバスケット部門に3つ、コンテナガーデン部門に5つの作品を出展しました。

その結果、コンテナガーデン部門で金賞・杉元 銀賞・山之内、呉(2名)を頂きました。残念ながらハンギングバスケット部門での入賞はありませんでした。
制作は大変でしたがみんなとても良い作品ができたと思います。
秋のコンテストでもさらに良い作品ができるように頑張りたいです。

入賞した作品の紹介

まずは入賞した3つの作品を紹介します。

その他の作品も紹介します。

福博花しるべガーデニングショー(福岡市主催)に出展しました。

鯵坂&行徳(拓)です
鯵坂&行徳(拓)です

緑地環境学科西川ゼミナールの鯵坂と行徳です!

今回、西川ゼミナールでは、警固公園で開催されている福博花しるべ ガーデニングショーに出展しました。初日は雨でしたが、翌日からは天気も回復したくさんの参加者が訪れました。

2014年4月5日~13日まで、展示されていますので是非、お立ち寄りください。イベント情報

自分たちの施工した庭の説明を参加者の方々にしていくうちたくさんの方々と交流することができました。また、説明をすることで自分たちで設計から施工まですべてを行ったことを実感し自信にもなりました。

つなぐ庭~話~
つなぐ庭~話~

 

宮崎大学田野フィールドで見つけた珍しい生き物たち

岩間です!
宮崎大学田野フィールド、珍しい生き物たちのブログをかきました!

こんにちは!
自然環境デザインコースの岩間です。
そろそろ春が近づいてきましたね~
今回は2月19日~21日に行った自然環境調査実習で、宮崎大学の演習林内にてみつけた生き物たちを紹介します!

■1日目、樹木採取のとき
雨の中、びしょびしょに濡れながら樹木の説明を聞いていました。説明の中には、天然記念物に指定されているハナガカシや絶滅危惧種のヤマハンショウヅルの説明があり、実際に見ることが出来ました。これらの植物も珍しいのですが、その中でも一番珍しいと思ったのが“ツチトリモチの仲間”です。ツチトリモチの仲間は、寄生植物で各樹種の根に寄生して花を出します。このとき見た“ツチトリモチの仲間”は、基本的なツチトリモチ(http://www.plantsindex.com/参照)と比べて表面の凹凸が大きく、インターネットや図鑑で調べましたが該当するものが見つかりませんでした。ひょっとしたら大発見なツチトリモチかもしれません。

 

■2日目 山地測量のとき
2日目は、天気も良く実習日和でした。今日は山地測量ということで、宮崎大学演習林内で測量を行いました。実習中、ふと谷間を見てみると、見たことのないきのこがありました。それは、傘の表面に毛がたくさん生えていて触るとフワフワしていて、シワがあり、奇妙な形をしていました。きのこ好きの私でも謎のきのこだったので、宮崎大学の先生に許可をもらい採取して持ち帰りました。インターネットや本で調べてみましたが見つからず…。なんやろか?って思っていた時、たまたまある本屋さんで見つけた「原色きのこ図鑑」(株式会社 北隆館)にそのきのこが載っていました!そのきのこの正体は、“ヒダウロコタケ(タチウロコタケ科)”という熱帯性のきのこで、宮崎県では何も情報はありませんでしたが、愛媛県では絶滅危惧Ⅰ類に指定されている希少性の高いきのこだということが分かりました。調べ上げたときは、とってもスッキリしました。

■3日目 生態生理実験のとき
最終日、植生調査を終え宮崎大学の学生さんが行っている実験の説明を聞きました。その時に発見したのが“ヤッコソウ”です。“ヤッコソウ”はツチトリモチ類と同じく樹木(主にシイ類)に寄生する寄生植物で、宮崎県の特別天然記念物に指定されている貴重な植物です。本来、開花時期は10月~11月頃なのですが、今回は2月にもかかわらず発見することが出来ました。まさか、こんなところで“ヤッコソウ”に出会えるなんて思っていなかったので感動していました。

“ヤッコソウ”をインターネットで調べてみると、とてもユニークな生態をしていました。“ヤッコソウ”には、おしべの中にめしべがあって、おしべは時間がたつと、おしべの帽子をとってめしべをだします。(イラストを参照)めしべには甘い蜜がでていて、小鳥たちを呼んでいるみたいです。今回、私たちが見た“ヤッコソウ”はすべておしべの部分だということが分かりました。あの時、おしべの帽子だと分かっていたら、めしべを見ることができたかもしれません。めしべ見たかったな…。今度見る時があったら、おしべ、めしべ両方を見てみたいです。(めしべの写真はhttp://www.ffpri-skk.affrc.go.jp/参照)

ヤッコウソウのイラスト
ヤッコウソウは、おしべ帽をとってめしべが顔を出します。

私的ではありますが、今年の4月からまほろば自然学校のスタッフとしてがんばります!(きのこちゃんになります!)
まほろば自然学校のブログもありますので、こちらもぜひ!見てみてください。
http://mahoroba2005.blog50.fc2.com/

自然環境調査実習(宮崎大学田野フィールド)に来ました

緑地環境学科では2014年2月19日〜21日にかけて自然環境デザインコースの1年生を中心に自然環境調査実習に来ています。

宮崎大学の高木正博准教授の協力で、宮崎大学田野フィールドに泊まりこみでの実習です。

一日目(2月19日)は高木先生の案内で演習林内の樹木採取をおこないました。九州南部でしか見ることが出来ない植物や絶滅危惧種なども紹介していただきました。普段、二丈キャンパスで見慣れている植物でも、田野フィールドでは違って見えるものも多く、山の中で育った樹形などを見ることも出来て勉強になりました。

夜には樹木鑑定試験をするということで、食後は自分たちが採取した植物で復習していました。

自分たちの部屋でも
自分たちの部屋でも
食堂で復習中
食堂で復習中
図鑑を見ながら復習中
図鑑を見ながら復習中

夜には樹木鑑定試験を実施しました。樹木採取で解説があった40種のうちから20種類の試験をしました。

樹木鑑定試験 in 田野フィールド
樹木鑑定試験 in 田野フィールド
解説があった40種をチェック
解説があった40種をチェック

自分たちがこれまで覚えた樹木も新しく知った樹木もどちらもしっかりわかるようになりました!

 

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