附属高校で出前授業をしました

西日本短期大学緑地環境学科では高校生向けに出前授業を行なっています。

造園は幅広い分野を含んでいて、庭づくりが専門の先生だけでなく植物が専門の先生などなど多彩な先生がいます。それぞれの専門分野に関する講義を出張して授業します。

今回は、西日本短期大学附属高等学校で出前授業をさせていただきました。

西日本短期大学の附属高校「西日本短期大学附属高等学校」は福岡県南部の八女市にあります。高校野球では甲子園にも出場していて「西短」というと高校を思い出す人も多いのではないのでしょうか?

その附属高校で、今回は進路ガイダンス「職業別体験授業」として「植物・インテリア関係に関する職業」ではフラワーアレンジメント体験、「建設の職業」では測量体験をさせていただきました。

まずは、測量体験の紹介を…

測量とは地球上の地点の相対的な位置や高低差などを測り、その結果から地形図などを作成する技術です。また、図面上に設計したモノを地上に正確に描いていく「測設」も測量の重要な技術です。

今回は、位置を知るために角度や距離を測ることができる「トータルステーション」という器械を使って。2点間の距離を測ったり、測設の方法などを授業しました。

緑地環境学科では、所定の科目を習得して卒業後に申請することで測量士補を取得することができます。測量士補は合格率21.4%という非常に難しい国家資格です。

本日は、緑地環境学科の附属高校1学期最後の出前授業(4回目)に西川准教授が行っています。

出前授業の詳しい内容や申し込み方法は「出前授業」のページを御覧ください。

社会人から学ぶ・・・造園、自然環境の先輩から(2012年の記事です)

緑地環境学科の1年生は現在、自らの進路のための第一段階であるコース選択の時期をむかえています。造園芸術ガーデンデザイン自然環境デザインの3つのコースから自分の主専攻を決定する重要な時期です。

キャリアデザインの授業では今週と来週の2回に分けて、それぞれの分野で活躍する先輩を、お迎えしてお話を聞く「社会人から学ぶ」を行っています。

今回7月12日の3限目のキャリアデザインでは造園の分野から西短造園芸術コースの先輩でもあるエクステリア&ガーデンデザイン フレスコ代表、杉野直人さんと自然環境の分野で活躍され、本学科の非常勤講師でもあるまほろば自然学校代表、岩熊志保さんからお話をお聞きしました。

杉野さんは1993年に当時の造園科造園芸術コースを卒業、造園会社を経て現在「エクステリア&ガーデンデザイン フレスコ」を福岡市で経営されています。杉野さんからは、学生時代のアルバイトのはなし、就職してからの体験や仕事をする上での心構え、独立してからの苦労など、自らが20代30代をどういうふうに考え仕事をしてきたかを話していただきました造園の仕事に限らず、仕事に向き合うという考え方の話しに学生たちも聞き入っていました。ある程度のキャリアになると自分の意志・やる気とは関係なく大きな仕事が入ってくるようになるが、自分で出来ないと言ってしまうとそれ以上伸びなくなってしまう。という話など学生時代にも考えられる教訓もたくさんあるように感じました。

岩熊さんからは自分が今まで歩んできた学びと仕事、自然環境に関わる仕事の現状を大変わかりやすくお話いただきました。仕事をやっていくうえで身体・心・お金のバランスは大変重要であること、何がやりたいのか、好きなことが直接仕事に結びつかないことの方が社会では多く、仕事の中にいかに、好きなことを見つけ結び付けていくかということをお話されました。この部分は大変勉強になりました。また、岩熊さんも短大時代に造園史や製図実習を授業でとり当時は苦手で苦労したが、生き物だけでなく広く勉強できたことは現在、環境教育や自然環境の仕事をやる上でいろいろと役に立っているというのも学生にとっては大きなヒントになるような気がしました。

お二人からそれぞれの立場から話題提供していただきその後、大隣准教授のコーディネートで、1年生の質問などを交えながら会話が行われました。今回は沢山の質問が1年生から飛び出して、お二人から大変貴重なご意見をお聞き出来ました。

未来のキノコ博士「きのこちゃん」が大活躍

まほろば自然学校でのきのこちゃん

先日紹介した「きのこちゃん」こと岩間杏美さん(九産大九州高校出身)が太宰府市内で生き物を通した環境教育を推進している「まほろば自然学校」で大活躍をしたそうです。

その模様がまほろば自然学校のブログで紹介されています。

キノコ博士を目指してがんばってね!

まほろば自然学校の代表の岩熊 志保さんは、非常勤講師として2年生の造園昆虫・動物学演習や総合実習の生き物調査を担当していただいています。

学生は「まほろば自然学校」のボランティアとして参加しています。

キノコ博士を目指す「きのこちゃん」(学生紹介)

緑地環境学科の1年生のキノコちゃんこと岩間杏美さん(九産大九州高校出身)はキノコが大好きだそうです。先日も休みの日に自分でキノコ狩りに行って珍しいキノコを持ってきてくれました。

ウキウキのきのこちゃんと金澤先生

なんでもキノコ図鑑にも載っていなくて名前がわからないキノコのようです。植物が専門の金澤先生と顕微鏡で観察する約束をしているところを激写しました。

将来は、キノコ博士になって新種のキノコを発見して自分で名前をつけるのが夢だそうです。

キノコ博士になるべく、樹木医の取得を目指しています。その他、きのこアドバイザーの資格も取るとがんばっています。

きのこちゃんが撮影したキノコの写真

アクアプランツ部に入部して水草水槽の管理をしながら、金澤先生と一緒にキノコのお勉強も欠かさないきのこちゃんでした。

緑地環境学科では、所定の科目を取得して、申請することで樹木医補を取得することが出来ます。樹木医補を取得すると、実務経験が1年以上で樹木医を受験することが出来ます(通常は7年以上)。

「実習見学会2012」開催いたしました。

5月27日(日)に、西日本短期大学 緑地環境学科のキャンパスライフを知ってもらうため、二丈キャンパスで「実習見学会2012」を開催しました。

当日は、気持ちのよい天気のなか、たくさんのみなさまに参加していただきました。

参加して頂きましたみなさま、本当にありがとうございます。
緑地環境学科のプログラムはいかがでしたか?

今回は、様々な角度から緑地環境学科の取り組みや、みどりに関わる仕事について知っていただくために、学生が実際に授業の中で行う実習を体験、見学して頂きました。

実習見学会2012集合写真

特に今回目玉の企画として行った、「庭づくりデモンストレーション」では、先日のエクステリアフェアを出展した学生が中心となって、3時間半で制作し、完成した姿を参加者のみなさま全員に見ていただきました。

 

午後からの実習体験、見学は、興味のあるプログラムを選んでいただき、みなさま熱心に参加されていました。

※写真をクリックしていただくとそれぞれの実習の簡単な説明を御覧いただけます。

教職員、学生スタッフの皆さん、それから卒業生スタッフの皆さんもおつかれさまでした。

緑地環境学科では、6月3日(日)に福浜キャンパスで行われる文化祭でも、庭づくりデモンストレーションを行います。
それ以外にも、フラワーアレンジメント体験や、樹木観察会など、緑地環境学科らしいプログラムがありますので、ぜひお時間がありましたら、福浜キャンパスへ遊びに来てください。

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