23回福岡県農林水産まつりにモデル庭園を出展

福岡PayPayドーム前にモデル庭園を制作出展しました

11月12日(土),13日(日)の二日間、福岡市営地行中央公園(福岡PayPayドーム、ヒルトン福岡シーホーク前)で「福岡県農林水産まつり」が3年ぶりに開催されました。(同時開催「農福連携マルシェ2022」)またホテルシーホークでは「第21回 アジア獣医師会連合(FAVA)大会」「福岡県“One Health”国際フォーラム2022+FAVA」など国際的な学会なども同時開催されるなど、福岡県が健康・農業・自然などこの秋もっとも力を力を入れているイベントです。
緑地環境学科では農林水産まつりにモデル庭園を出展し、多くの方にご来場いただきました。庭園はPayPayドームを背景に、屋台のある庭園を、4月の一人一花スプリングフェスに引き続き制作しました。宿根草や季節感のある樹木を配置し、会場に合わせ、ドームを背景に写真スポットにもなる庭園としました。会期中には服部誠太郎福岡県知事も、庭園を見学に立ち寄って学生達と庭園のデザインや制作活動についてお話しいただきました。

今回は制作時期が感謝祭や福浜祭と重なって、大変忙しかったこともあり、現場での施工も水曜日のゼミの時間や放課後を活用して行いました。

福浜キャンパス中庭デモンストレーションガーデン

2022デモ庭、今年もはじめました
(修正版)

緑地環境学科では毎年オープンキャンパスに合わせて、西川研究室の学生を中心に、福浜キャンパス中庭にデモンストレーションガーデンを製作しています。今年度も、少しずつ制作を進めています。

2022年は中庭をどう活用するかを検討しました。コロナの感染拡大が始まって3年目、まだまだソーシャルディスタンスが必要で、ウィズコロナの時代が続いています。
そんな中、屋外空間の価値が高まり、様々な活動を屋内、屋外と合わせて考えていくことが重要になっています。夏場・冬場の活用が少なく、日常的なアクティビティがプログラムされていなかった福浜キャンパス本館-2号館中庭の活用も含めたランドスケープ(風景)を再デザインします。

着工前のの中庭:
建物で囲まれて圧迫感をかんじ、コンクリートや石の素材で囲まれていることもあり、夏は暑く、冬は寒い
第1期の施工が完了。渡り廊下から見たガーデン
第2期拡張では、渡り廊下と中庭がボックスウォールで仕切られながらフレーミングされ、今まで気づかなかった風景が見え始めます
最終プラン:このプランをベースにCADで詳細設計が進みます
基本設計に合わせて、CADで様々な部材を組み合わせ施工用の実施設計図面を制作していきます。
2期拡張工事ではボックスウォールの取り付けや、植栽の修正も行われました

何度も何度も精査された設計をもとに施工を進めていきます。学生たちは授業の合間、放課後を使い施工を行っています。現在2期拡張工事までが完了し、いよいよ3期目の拡張工事に入りつつあります。その活動のプロセス・風景は西川研究室・ランドスケープデザイン部のFacebookページからご覧いただけます

過去のデモンストレーションガーデン

緑地環境学科では毎年、学生たちの手で福浜キャンパスの中庭にデモンストレーションガーデンを作成し、全国造園デザインコンクールでの特別賞受賞など、毎年とても高い評価を頂いています。
毎年、デザイン(計画設計)から施工まで、様々な方法を学び、様々な表現方法を身につけながら制作を行ってます。ここではこの数年の作品をご紹介いたします。

【デモ庭1】2021年デモンストレーションガーデン

design and construction/江上陽菜、福岡潤摩、川喜多舞斗、坂倉圭、濱田櫻、辻本己椋 他

自然に囲まれた玄関前のデザインがテーマ
作品は全国造園デザインコンクールに入選し、栄誉ある日本造園建設業協会会長賞を受賞

【デモ庭2】2020デモンストレーションガーデン

design and construction/亀井菜々美、石田紘大、井上櫻、奥あゆみ、塚本佳奈、谷口颯新、森山愛弓、田代将太、吉原紗季、小西修矢、坂倉圭、川喜多舞斗 他

【デモ庭3】2019年デモンストレーションガーデン

design and construction/雨宮蓮、岩田光志、豊坂みくる、岡根朋加、黒木咲綾、佐伯和哉、山崎風太 他

【デモ庭4】2018年デモンストレーションガーデン

design and construction/安田迅、内田崇文、坂本友司、木下謹四郎、藤原郁馬、福岡李奈、大田彩花、原田匠司、根木玲苑 他

全国都市緑化くまもとフェアに出展中

くまもと花と緑の博覧会に5月22日まで庭園を出展中です

2022年3月19日(土)~5月22日(日)まで熊本市で開催中の「第38回全国都市緑化くまもとフェア」くまもと花とみどりの博覧会において福岡市自治体出展庭園を緑地環境学科西川研究室と西日本短大ランドスケープデザイン部の学生が、デザインから施工までを行っています。
福岡の景観を代表する屋台を「福岡における人々の出会いと交流の場所」と位置づけ、緑と花に囲まれた人々の活力ある博岡博多のまちをイメージしてデザインしています。

展示場所:辛島公園/熊本県熊本市中央区辛島町1

2020年に行われた全国都市緑化ひろしまフェアは、開会直後から新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け「現地の制作を行って終わってしまった」ため、今回のくまもとフェアでは学生たちが数回にわたりに管理を行い、5月7日には花壇の植え替えを行いました。

このプロジェクトは、福岡市より依頼を受け、昨年からワークショップを重ねながらデザインを進めてきました。また、施工や準備段階、管理など一般社団法人福岡市造園建設業協会との協働も行っており、「にしたん」らしい現場を地域の皆さんと行う学びを実現しています。

緑地環境学科では西川研究室を中心に、西短ランドスケープデザイン部、福岡市住宅都市局、福岡市造園建設業協会と連携してこの10年ほどの間、様々な都市・地域で開催されている全国都市緑化フェアに出展を行いました。

全国都市緑化フェア出展の歴史

全国都市緑化とっとりフェア

全国都市緑化あいちフェア

全国都市緑化よこはまフェア

学びの発表会2021

「学びの発表会2021」を開催しました

2022(令和4)年2月6日(日)に緑地環境学科の1年のまとめである「学びの発表会2021」を福浜キャンパスにて開催いたしました。
 例年は多くのお客様をお迎えし、公開開催するのですが新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年はオンライン開催としました。一時感染状況も落ち着いておりましたので、今年は公開開催で準備しておりましたが、1月に入り感染が再拡大し、福岡県内でも感染者が急激に増加したため、外部からの参加者を制限させていただき、密を避け、会場の換気を徹底して開催いたしました。
 この発表会では4つのゼミナールがこの1年間活動してきた内容を発表しました。単純に研究成果や制作成果の発表ではなく、大きな目的、テーマに対して、課題設定その解き方、方法を明確にし、活動してきた密度の濃い1年間をまとめ発表していただきました。

山本ゼミは園芸療法・園芸福祉、髙宮ゼミは作庭記・日本庭園、宮島ゼミは公園の環境指標・生き物・森林、西川ゼミは造園・ランドスケープデザインといったテーマを深掘りしながら、それぞれの学びの広がりについても報告してもらいました。

各ゼミナールの発表の様子・内容は以下のリンクからご覧いただけます。

①山本ゼミナールの報告

②髙宮ゼミナールの報告

③宮島ゼミナールの報告

④西川ゼミナールの報告

一人一花スプリングフェス@警固公園

警固公園に庭園を出展しています!

3月27日(土)から4月4日(日)まで福岡市中央区の警固公園他にて開催されている「一人一花スプリングフェス」(主催:福岡市)に西川研究室と西日本短大ランドスケープデザイン部のメンバーが庭園を制作出展しています。
昨年は新型コロナウイルスの影響で開催できなかったスプリンフェスですが、今年は会場を警固公園・博多駅・キャナルシティに分散し、規模は小さいですが開催しています。「2年ぶりの春」をテーマに西川研、ランドスケープデザイン部、久留米筑水高校、行橋高校の造園・ランドスケープを学ぶ学生・生徒が庭園を制作しました。
庭園は2つの空間が壁を挟んで構成され、玄関をイメージし新しい活動への情熱への入り口を表現しています。警固神社側は西川研単独出展の渋い和の入口、ソラリアプラザ側は花いっぱいの白く明るい入口を。そしてそれをつなぐ窓と入口。完成後は沢山の方が窓から顔を出して記念撮影されていました。是非皆さんも2年ぶりの春の記念に写真を撮ってみてはいかがでしょうか?


制作の状況などは西川研究室のfacebookページにて随時更新していますのでそちらもご覧ください。

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