住宅庭園・エクステリアのデザインからまちなみを考えた・・・環境設計演習Ⅲ/2年生

緑地環境学科の先生たちの研究室のある福浜キャンパス2号館は本館と1号館に挟まれ、日ごろは学生たちの声が朝からこだましていますが、学内も夏休みモードに入り、学生の声より蝉の声のほうが強烈に響いています。

期末試験や課題提出もひと段落し、先生たちが課題のチェックに追われています。 

以前報告した、2年生の設計演習Ⅲも何とか提出が行われました。先週の土曜日には講評会も行い、充実した演習になりました。現2年生は今年2月に行われた学びの発表会で「環境設計演習Ⅱ」に続く発表・講評会になり緊張しながらもずいぶん成長した感じでした。

今回の課題は住宅庭園・エクステリアのデザインですが、その前段階として、対象地となる連続した住宅地においてその街並み景観のデザインのコンセプトとデザインコード(ルール・方針)の策定を行いました。それをもとに個人ごとに住宅の外部空間を設計しました。

単純に庭をデザインするのではなく、チームでそれらがデザインされる街の景観がどうあるべきかをきちんと考え、そのためのルールを形成することによって、よりよい生活、地域、まちなみ、環境をエクステリア・庭園のデザインに展開させようというものです。個人ごとに設計している中で隣接する住宅を担当するチームメートとの調整がきちんと出来ていなかったり、設計途中でチーム全体でデザインコードが守られているかチェックされていなかったために統一感のある、自分たちが構想したまちなみが表現できなかった班がありましたが、自分たちでそういった反省部分も確認できたようです。

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