緑地環境学科 交歓会をしました

火曜日は1年生、2年生ともに二丈キャンパスで実習をします。

1年生は、午前中は総合実習、午後は緑地管理実習です。
2年生は、午前中が造園昆虫・動物学演習、午後は緑地管理演習を行います。

今回は初めての火曜日ということもあり、1年生と2年生や教職員との交流も兼ねて交歓会を行いました。

みんなで楽しい昼食

盛り上がっています



1年生、2年生、教職員が一緒にお弁当を食べながら簡単な自己紹介などをしました。1年生にとっては一人暮らしや新しい学校での生活など不安な ことが多いと思います。そんな時に気軽に相談に乗っくれる友達や先輩が早く出来るといいですね!

緑地環境学科では1,2年生が合同でおこなうキャンパス整備や秋の感謝祭の運営などがあります。短い2年間を充実したものにしてもらいたいです!

海の中道海浜公園のマツ苗植樹

こんにちは、矢幡ゼミの殿井です。春休み中の活動報告をします。

平成24年3月3日(土)に海の中道海浜公園で、一般市民と2100本のクロマツ苗を海岸砂地に植えるボランティアに参加しました。西日本短期大学から参加したメンバーは矢幡ゼミ生5人と環境ボランティア演習を取っていた2人で、外部からの参加者は約250名おり、企業としてパナソニック、トーマツ、福岡印刷、清水建設が参加していました。

マツの植樹の方法は、棒の前にマツの苗が置いてあるので穴を掘った後、土と肥料を入れて植えるというものでした。一般市民の方たちはとても優しく一緒に活動したことで、周りの人に対する心遣いも大切だと思いました。海岸を見てみると、ごみがたくさん落ちていたのがとても気になり、海のそばにマツを植えて、緑を増やすことができても、こんなにたくさんのごみがあるなら状況は変わらないじゃないかと思いました。

緑のない場所に緑を植えるというのは、言葉ほど簡単なことではなく、多くの手間暇がかかることも活動を通して改めて実感しました。最後の水やりは、効率が悪かったけど、私には人と人がつながっている証が形となって見えたようだったので、この場所が松林になる姿を早く見たいと感じました。海岸の植栽が終わったあとは、海の中道海浜公園の光と風の広場で、昼食をとりました。

風は強かったのですが、太陽の光がとても温かく感じました。昼食をとった後、環境共生の森見学をしました。環境共生の森とはこの地域の気候や風土にあった多様性のある森を一から作っていくなかで人と自然との共生について実感できる場としてつくられたそうです。

ここでは自然観察、農作業などさまざまなプログラムが体験できます。苗木からできる森作りをはじめとしているので、完成するのには30年程かかると言われています。時間はかかるけれど、将来この活動が大きくなり、人々に愛される活動になってほしいと思いました。

実際に植物を植樹して、緑を増やす活動があることは知っていましたが、自分が参加するのは初めてだったので、期待に胸を膨らませていました。高校生のころくらいから、緑という単語に興味を持ち始めて、この大学に入って、緑という単語はたった1字だけど、この1字の中に造園や環境、人とのつながりなど、たくさんの意味を含んでいることを知りました。参加したいと思っていた、緑を増やす活動に今回参加することができて、よかったと思います。

 

自然再生士補 資格養成機関として認定されました

このたび、西日本短期大学緑地環境学科は「自然再生士補」資格養成機関として認められました。これにより、認定を受けた科目の履修に応じて、「自然再生士補」の認定を受けることができます。

「自然再生士」とは、自然再生に必要な知識・技術・経験を有する、自然再生の推進者です。人と自然が共生する持続可能な社会の構築と、その根源である生物多様性の保全を推進するため、自然再生に係る理念の啓発とその技術の普及を目的として、平成23年より(財)日本緑化センターによる「自然再生士」の資格制度がはじまりました。

緑地環境学科が認定された、「自然再生士補」資格は、自然再生士が行う業務・活動を補佐し、自ら行う自然再生に拘わる業務・活動に際して、適切な調査、分析、処置、管理を行う能力を有する者の資格です。また、この資格を取得すると、自然再生士資格試験の受験資格に定める実務経験年数に規定される期間を短縮して受験できます。

自然再生士資格では、自然環境の調査や保全の知識だけでなく、実際に自然再生を実行する力、人々をコーディネートする力についても求められています。

関連リンク

(財)日本緑化センターの自然再生士のページはこちら

園路制作行ってます・・・・設計演習Ⅰ、総合実習

現在1年生は園路を制作するという実習に取り組んでいます。二丈キャンパスに、通路を設けるという制作なのですが、2-3名の班に分かれて割り当てられた敷地の中で園路のデザインから施工までを行います。そのため、デザインは設計演習で、施工は実習でという風にデザインと施工の連携、その二つの関連を考えることが大きな目的にもなっています。

緑地環境学科では環境、ランドスケープは関係の学問であると考えており、人と人、人と自然、自然と自然、人間と空間、空間と空間、様々な立場からその関係を「かたち」、「現象」、「生活」としてとらえる授業の展開を目指しています。

この実習では、課題自体も造園芸術・ガーデンデザインコースは広い実習地でなく建物の隙間の狭い場所、自然環境デザインコースは森の川沿いなどの、周辺環境との関係を読み込みながらデザインすること、また連続した空間をデザインから施工まで行うことで隣接する班とのデザインの調整、施工での関係、調整を考えなければならないようになっています。

現在この施工もクライマックスになってきました、年明けには発表会も準備されています。発表会に関しては詳細が決定したらお知らせしたいと思っています。ご期待下さい。

Facebook
INSTAGRAM