3級造園技能検定に向けて

縁石(自然石)の据え付け
造園技能検定の練習風景

6月初旬から造園技能検定の本試験に向けて1年生の実習「総合実習」内で練習が行われています。

1年生の内は、初めて「造園」という分野に触れる学生が多数います。3級造園技能検定を受ける事で初歩的な造園の技術を身に着けてもらうことを目的としています。

中には、農業高校卒業の学生で、高校生の内に3級を取得している者は、2級の練習。2級を取得している者は、1級の練習を各自行います。(1級に関しては、在学中に取得するのは不可能です。2級を取得して7年の実務経験が必要となります。詳しくは、中央職業能力開発協会ホームページをご覧ください。)

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附属高等学校で簡単GIS授業をしました

6月12日と19日に西日本短期大学附属高等学校で測量に関する授業をしました。

西日本短期大学附属高等学校との高大連携について

西日本短期大学と附属高校では高大連携の一環として短大の教員が附属高校で授業を行っています。緑地環境学科では3年生に3回、2年生には7回の授業を計画しています。

今回は1回めの授業です。
4つのクラスに2日に分けて授業をしました。

まず、キャリアデザインについて簡単に説明しました。トリマーや美容関係の仕事を目指していたり、「社長になりたい!」といった夢を持っている生徒さんがいました。その夢を実現するためになにをすべきかをしっかり叶えてもらえるように今何をすべきかしっかり考えてもらえるようお話させていただきました。

緑地環境学科ではキャリアデザイン、ポートフォリオデザインという科目が設けられ学生が10年後、20年後を見据えて学生生活を過ごせるように指導しています。

その後、緑地環境学科のコースやカリキュラムなどを簡単な説明をしました。その中でも基礎となる測量についての授業をしました。

測量とは…

測量とは、地上にある点と点の位置関係を求めたり、その結果から広さなどを計算したり、地形図や図面を作成したりします。また、設計した図面に従って、必要な点を現地に設置するのも測量の一つです。

今回は、簡単に自分の位置を知ることが出来るGPSについて、その仕組を説明しました。GPSは約20,000km上空にあるGPS衛星から送られてくる電波を受信するシステムです。

ちなみに宇宙ステーションは地上から約400kmのところにありますので、その50倍くらい離れています。

GPS付きデジカメを使った簡単GIS実習

講義の後は、実習として、GPS付きのデジタルカメラを使って撮影。撮影した写真をgoogleマップ上に表示される簡単GIS(地理情報システム)実習を行いました。

picasaweb-images

受講した生徒さんには「緑と一緒に写った写真」を撮影してもらいました。

みんな楽しい写真を撮ってくれましたので、その写真も紹介します。

福岡市の緑マップを作ろう!

1年生必修の環境設計演習Ⅰのグループ演習「緑マップ」の作成が始まりました。

「緑マップ」とは…?

福岡市中央区周辺をグループで散策し、様々な場所で植えてある(生えている)樹木・草花を見つけて、写真を撮っていきます。目標は、25ヶ所以上です。

それぞれが見つけた緑スポット(樹木・草花)にあった発想力豊かな題名を付けてもらいます。

そして、見つけた場所を地図上におとして「緑マップ」を作っていきます。

 

まずは、天神のソラリアプラザ前の警固公園に全員集合して地図を配り、先生が地図を見ながら説明。

地図で説明。迷わないように。
地図で説明。迷わないように。

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日本造園学会全国大会が本学で開催されました

会場の入口
平成26年日本造園学会全国大会エントランス

報告が遅くなりましたが、平成26年5月23日から26日にかけ、平成26年度日本造園学会全国大会が西日本短期大学の福浜キャンパスで開催されました。

九州での開催は実に16年ぶりでした。九州大学、南九州大学など九州で造園教育を行う大学をはじめ、業界団体にも協力をいただき無事に開催することが出来ました。

今回のシンポジウムのテーマが「地域独自文化で“おもてなし”  ~九州の魅力をつなぐ政策と経営を考える~」ということでみなさまをおもてなしをさせていただきましたがいかがだったでしょうか?

大会の様子を紹介させていただきます。

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樹木鑑定テストの季節です

今年も樹木鑑定テストの季節がやって来ました。6月28日に実施予定です。

樹木鑑定試験の様子

樹木鑑定試験とは

西日本短期大学緑地環境学科では、造園の基本となる植物・樹木の知識を身につけるため、まずは身近な樹木の名前と実物を一致させることができるように、「樹木鑑定試験」を1年生、2年生合同で行っています。

樹木鑑定試験の方法

    • 樹木の枝と葉を見て樹種名と科名を答えます。
    • 1〜50の番号を付けた机の上に置かれた樹木の枝葉の前に、1人ずつ並び、1樹種30秒で解答を記入。
    • 30秒たったら、次の番号の前に一斉に移動します。
    • 樹種名、科名は各1点で、50種類の樹木について答えます(100点満点)。今回の合格点は70点に設定されています。

多くの学生は緑地環境学科に入学するまで樹木の名前を殆ど知らないという学生も多くいます。1年生は、二丈キャンパスで開講されている「造園樹木学」を中心に樹木の種類やその使い方について勉強しています。その成果を確認する試験でもあります。2年生はこれまでに学んできた知識を復習し、さらに庭造りなどに活用するための試験です。

試験に向けての取り組み

これから試験までに1ヶ月間はテストにでる樹木の枝が2号館2階に並びます。みんなその樹木を使って試験に備えましょう!

今回は、緑花部のみなさんが福浜キャンパスの樹木を集めてくれました。ありがとうございます。

緑花部のみなさんが準備してくれました
緑花部のみなさんが準備してくれました
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