就職活動に向けての準備

緑地環境学科では、1年生から就職や進学に向けて学生の皆さんの準備をサポートするための授業が開講されています。

  • キャリアデザイン(1年生前期)
  • ポートフォリオデザイン(1年生後期)

これらの授業では大学で授業を受ける際に必要になるレポートの書き方や取るべき資格についてのガイダンス、学びをまとめるためのプロセス可視型ポートフォリオの制作指導などをおこないます。

また、就職に必要なマナーや就活のためのスーツの着こなし講座やメイクやヘアメイク講座もあります。

スーツの着こなし講座

11月14日には就職活動のためのスーツの着こなし講座を開講しました。洋服の青山から5人の方に来ていただき、就職活動に向いているスーツ(男性用・女性用とも)やネクタイの結び方、名刺の受け渡しについても説明していただきました。

説明の後には、学生が着てきたスーツとその着こなしのチェックもしていただきました。

メークやヘアメイク講座

11月21日にはヘアメイクとメイク講座を行いました。講師にはミズメイクアップワールドの黒木 瑞先生に来ていただき、就職活動のためのメイクについてお話していただきました。女性のメイクだけでなく、男性にも役に立つヘアメイクや眉毛による印象の違いなどもしていただきました。

キャリアデザイン「社会人から学ぶ」の授業を行いました

緑地環境学科の1年生は現在、自らの進路のための第一段階であるコース選択の時期をむかえています。造園芸術ガーデンデザイン自然環境デザインの3つのコースから自分の専攻を決定する重要な時期です。

1年生の「キャリアデザイン」では、7月の1〜2週の2回に分けて、「緑のしごと」の様々な分野で活躍する社会人の方をお迎えしてお話を聞く、「社会人から学ぶ」という授業を行っています。

社会人から学ぶ
社会人から学ぶ

今回7月11日の授業では、造園の分野から、緑地環境学科造園芸術コースの先輩でもある、樹木生産業の古賀健次さん((有)水城園芸場)、福浜キャンパス構内のオリーブの提供もしていただいている、、樹木生産業の梶村建太さん((有)カジムラファーム)、緑地環境学科の前身である造園科OBでもある、造園建設業の金森玄洋さん(安藤造園土木株式会社)の3名に来て頂きました。

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社会人から学ぶ・・・造園、自然環境の先輩から(2012年の記事です)

緑地環境学科の1年生は現在、自らの進路のための第一段階であるコース選択の時期をむかえています。造園芸術ガーデンデザイン自然環境デザインの3つのコースから自分の主専攻を決定する重要な時期です。

キャリアデザインの授業では今週と来週の2回に分けて、それぞれの分野で活躍する先輩を、お迎えしてお話を聞く「社会人から学ぶ」を行っています。

今回7月12日の3限目のキャリアデザインでは造園の分野から西短造園芸術コースの先輩でもあるエクステリア&ガーデンデザイン フレスコ代表、杉野直人さんと自然環境の分野で活躍され、本学科の非常勤講師でもあるまほろば自然学校代表、岩熊志保さんからお話をお聞きしました。

杉野さんは1993年に当時の造園科造園芸術コースを卒業、造園会社を経て現在「エクステリア&ガーデンデザイン フレスコ」を福岡市で経営されています。杉野さんからは、学生時代のアルバイトのはなし、就職してからの体験や仕事をする上での心構え、独立してからの苦労など、自らが20代30代をどういうふうに考え仕事をしてきたかを話していただきました造園の仕事に限らず、仕事に向き合うという考え方の話しに学生たちも聞き入っていました。ある程度のキャリアになると自分の意志・やる気とは関係なく大きな仕事が入ってくるようになるが、自分で出来ないと言ってしまうとそれ以上伸びなくなってしまう。という話など学生時代にも考えられる教訓もたくさんあるように感じました。

岩熊さんからは自分が今まで歩んできた学びと仕事、自然環境に関わる仕事の現状を大変わかりやすくお話いただきました。仕事をやっていくうえで身体・心・お金のバランスは大変重要であること、何がやりたいのか、好きなことが直接仕事に結びつかないことの方が社会では多く、仕事の中にいかに、好きなことを見つけ結び付けていくかということをお話されました。この部分は大変勉強になりました。また、岩熊さんも短大時代に造園史や製図実習を授業でとり当時は苦手で苦労したが、生き物だけでなく広く勉強できたことは現在、環境教育や自然環境の仕事をやる上でいろいろと役に立っているというのも学生にとっては大きなヒントになるような気がしました。

お二人からそれぞれの立場から話題提供していただきその後、大隣准教授のコーディネートで、1年生の質問などを交えながら会話が行われました。今回は沢山の質問が1年生から飛び出して、お二人から大変貴重なご意見をお聞き出来ました。

業界の話題を聞く/小西範揚さん(田主丸緑地建設)...総合演習ⅠB

緑地環境学科ではキャリアデザイン科目の中で先輩の話を聞く講座をシリーズで開講しています。柱は3本で、①当学科の教授陣が自分はこうやって学び自分を研鑽したという話を聞く「自分の磨き方」講座。②卒業したての先輩を招き、学生時代の経験や就職活動、就職して今考えることを聞く「先輩の話を聞く」、そして③業界で活躍する、プロフェッショナルを招いて、業界の話や人生談を聞く「業界の話題を聞く」講座です。これから社会に向かって歩んでいく学生たちに多くの経験談から自分の将来の一助にしてもらおうと企画しています。

今回は、福岡で今注目されるランドスケープデザイナー(ガーデンクリエーターと言っていました)、田主丸緑地建設の小西範揚さんをまねきました。小西さんは福岡県の植木生産地田主丸にある造園業・植木生産業者の2代目で、「小さな森のつくり方」というエクステリアのブランドを立ち上げ、生産業者の強みを生かし、緑いっぱいの住宅外部空間のデザインで知られ、現在多くのプロジェクトに関わっています。しかし、木をいっぱい植えるといっても、ただ植えればいいのではないですよね。そのままだと藪になってしまう。小西さんはエクステリアのデザインは意外に見逃されていて、いくら建築が良くても外部空間が活かされていないとその住宅・生活空間のデザインや景観はひどいものになっていしまう。トータルでデザインされないといけないと考え、洗練された外部空間を、建築やインテリアを考えてしっかりデザインすることの大切さを話してくれました。結果として多くの植物を植えることが提案でき、日本・アジアらしいしっとりとしたランドスケープができるのだそうです。

また、小西さんは現在どんな勉強をすることが大切かという問いに、基礎てきな理論を学んでおくこと、現在の時代性を見極める感性を磨くために、様々な空間やファッション、デザインをみることと説明してくれました。

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