モーニング体操がひと段落つきましたので、今日の投稿から3回にわたって野外活動実習の報告をさせていただこうと思います。

 

 

今年の野外活動実習は、8月27日(火)から29日(木)にかけて実施しました。

出発時の様子

 

今宿野外活動センター(福岡市西区)に宿泊し、次のような実習を行いました。

(8/27)工芸実習、アウトドア実習

(8/28)登山実習、レクリエーション実習

(8/29)シーカヤック実習

今年は『エコ』な生活を実践し、クリーンな環境づくりに貢献できる活動も積極的に行いました。

 

 

本日は8/27の工芸実習、アウトドア実習を中心に報告いたします。

 

【工芸実習】

糸島市のファームパーク伊都国にあるトンカチ館で、木工を体験させていただきました。

まず、館長の手塚先生から”山の育て方”についてお話していただきました。我々が山に対して上手に手を加えることで、樹木のみならず他の植物にも良い効果を与えることが分かりました。

手塚先生
手塚先生

その後、早速、工芸実習の指導を進めていただきました。皿と箸作りをお願いしていたのですが、館長のご好意で”箸入れ”まで準備していただき、学生たちも感激でした。

カンナやノミを初めて手にする学生がほとんどで、おぼつかない様子でしたが、出来上がっていく作品に真剣に向き合う姿は、日頃見ることがない姿で新鮮でした。

実習中、先生方とコミュニケーションをとらせていただく中で、木工のお話だけではなく、生きていく上で重要なお話もたくさん聞かせていただきました。ありがとうございました。

出来上がった箸や皿は実習期間に使用し、ゴミの削減に努めました。

 

【アウトドア実習】

工芸実習の後は、糸島市にあるフォレストアドベンチャー糸島に移動し、アウトドア実習を行いました。

最近人気のフォレストアドベンチャーの特徴は、自然の立ち木をそのまま利用し、木の上に作られたプラットホームと呼ばれる足場に登り、そこから別の木へ空中を移動していきます。40ほどのアクティビティがあり、所要時間に個人差はありますが、3時間ほど楽しむことができました。

アクティビティに入る前に講習を受け、そのとおりに実践すれば安全対策は万全で、私は心底楽しめました。ただ、高所恐怖症(気味)の方は大変かもしれません・・・うちの学生の中からもリタイア者が出ました・・・

『自分の身は自分で守る』ことを、多くの学生が感じたようです。

工芸体験の際に教えていただいた”山の育て方”の話を思い出しながらアクティビティを進む学生もいて、学生にとって今回の経験が財産になっていることを感じられました。

 

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