ブログをご覧いただいているみなさま、こんにちは。
本日の投稿では授業の様子をお伝えします。
12月21日(月)に行われた身体運動科学演習では、運動中の体温調節について学びました。
被験者には10分間の自転車こぎ運動を行ってもらい、運動中の鼓膜温の変化を測定しました。
鼓膜は深部であるため、一般的な体温測定で用いられる皮膚温よりも約1℃高くなります。測定には鼓膜付近から放射される赤外線により温度を決定する耳式体温計を用いました。
被験者は慣れない測定で少々大変だったようです。。
![こんな感じで鼓膜温を測定します](http://nishitan.jp/sports/wp-content/uploads/IMGP6702-300x169.jpg)
![測定結果をミスのないよう転記します](http://nishitan.jp/sports/wp-content/uploads/IMGP6704-300x169.jpg)
10分の運動中に汗が出たタイミングも計ったので、これと鼓膜温の上昇とがどのような関係があるかを、これから学生のみなさんは分析していきます。
身体運動科学演習では5回の実験を終え、運動中の生理学的な変化を中心に実験を通して学んできました。そして年明けには、この授業のまとめとしてグループで興味のある課題について検証していきます。
今年の健スポブログは今回の投稿で終わりとさせていただきます。また来年も学生たちのキャンパスライフをみなさんにお届けしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!