2014年3月10日から17日までイタリアに行ってきました。保育学科の学生の希望者で国際文化研修として、毎年海外の幼稚園や保育園の視察を行い幅広い視点で保育を学ぶ研修を行っていますが、今年はイタリアの幼稚園、保育園に行ってきました。
2014年3月10日月曜日。快晴。美しい空のような澄み切ったブルーの機体のKLM(オランダ航空)で出発。時差8時間のイタリア、ミラノに到着したのはその日の夕方でした。
翌11日は初めての幼稚園視察。ミラノのモンテッソーリ幼稚園に訪問しました。園長先生の熱心なお話を伺い、実際に園の中を視察。静かな印象で、個々の能力に応じて子どもたちの個々の「お仕事」に取り組む姿に、個々の感性の育成の可能性を感じ感動しました。お土産の「歌」の披露を行い、「凧」を作成し、遊び、子どもたちと楽しく交流をしました。 言葉は通じなくても、伝えたい、感じ取りたい、という思いで子どもたちと交流をしている学生の姿は印象的でした。
ミラノのスカラ座、ドゥオーモなどといった歴史の産物の中で、学生たちの感じる力が多方向に広がっていく魅力を感じ、沈んでいく夕日が大きく温かく見守っている様でした。