卒業研究発表会

2月2日(金)、ゼミでの学びの集大成となる卒業研究発表会を開催しました。

ゼミは、2年次の「卒業研究」において、保育分野の中で特に関心のある領域を専門とする教員のもと、独自の学びを深めるというものです。卒業研究発表会は、その学びの発表の場です。

卒業研究発表会全体のテーマは、学生によって決定されます。今年度のテーマは「子どもの豊かな感性を育み未来へつなげよう」となりました。

ゼミごとの発表内容は、ジェンダーやヤングケアラー等、現代社会ならびに保育を取り巻く様々な問題に関する研究、廃材を作品として蘇らせるアート、ハーモニー豊かな合唱、子どもの知能を育むあそびの研究、器楽演奏、手遊びやパネルシアターなどの子どもの遊びの研究と多岐にわたりました。各ゼミの発表に熱心に耳を傾ける学生たちの姿が印象的でした。

午後はゼミごとに分かれて2年生と1年生の交流会、そして閉会式が行われました。

1年生の皆さん、来年度の研究のイメージは膨らんだでしょうか?そして2年生の皆さん、西短での様々な学びを、保育者になった後も存分に生かしてください!

11月のミニ・オープンキャンパスを開催しました

11月12日(日)、ミニ・オープンキャンパスを行いました。福岡マラソン開催による交通状況混雑の中お越し下さった皆さま、本当にありがとうございました。

今回のミニ・オープンキャンパスでは、入試係による大学生活の概要や入試情報の説明、キャンパスツアーの後、保育学科のプログラムを音楽室にて行いました。

保育学科プログラムでは教員による学科紹介の後、体験授業「手作り楽器で合奏しよう」を行いました。音楽というとピアノの弾き歌いをまずイメージされると思いますが、それと同時に、子どもたちの感性を伸ばすために音に関する知識を身に付けることや素材の研究が、造形の技能と合わせて大切になってきます。

今回は100円ショップの木箱と髪留めのシリコンゴムを使って音を合わせる体験をしていただき、続いて、割り箸で音程を整えた簡易版のお琴で「チューリップ」と「ちょうちょう」を全員で合奏しました。このように、身近にある日用品でもドレミファソラシドを鳴らすことができます。

参加者の皆さま、楽しんでいただけましたでしょうか?

次回のミニ・オープンキャンパスは12月2日(土)となります。
またのご参加をお待ちしております!

2023年度施設実習Ⅰの直前指導を行いました

11月2日(木)、2023年度施設実習Ⅰの直前指導を行いました。1年生の初めての10日間実習となります。

代表の学生より「施設の先生方の援助、利用者の方たちのことをよく理解し、積極性をもって実習に取り組みます。」と実習に向けての決意表明がありました。そして学科長より「初めての10日間実習となりますが、最初が肝心です。学ばせていただくことにありがたいという気持ちを忘れず、日々の振り返りをしっかりと行い、明日はもっといい実習をと心がけながら取り組んでください。」と激励の言葉がありました。

初めての10日間の本実習、期待とともに緊張や不安もあると思いますが、実りの多い実習となるよう願っています。

1年生の皆さん、体に気を付けて頑張ってください!

学内・学外清掃ボランティア活動を行いました

保育学科では、毎年1年生の授業の一環として学内施設および近隣地域の清掃ボランティア活動を行っています。今年も10月26日(木)に行いました。

学生たちが各クラスで話し合い、日頃気になっている場所を挙げて清掃活動計画を立てました。3クラスがそれぞれ大学周辺の道路と公園、福浜海岸、大学内の砂場に分かれて、熱心に清掃活動に取り組みました。

普段使用する通学路や大学周辺にも様々なゴミが落ちていることに気付き、大学の設備、大学周辺の環境についても知るきっかけともなりました。

また、活動後の感想として、環境美化への意識が高まり、保育者の卵として、子どもたちにとって安全で気持ちの良い状態を保つ大切さを実感したといった思いが述べられていました。

今後も保育力を養いながら、様々なボランティア活動に積極的に取り組んでいきたいと思います。

2023年度 教育実習報告会を行いました

10月26日(金)、2023年度教育実習報告会を行いました。これは、6月と9~10月の二度に分けて実施された計20日間の幼稚園教育実習に関する、2年生による最後の報告会となります。

学生は複数の班に分かれ、実習での学びやご指導いただいたことなどについて、分科会形式で、2年生から1年生へ報告を行いながら学びを共有しました。2年生にとって最後の報告会ということもあり、自分が得た学びについて聞き手により伝わるように一人ひとりが工夫を凝らし、とても充実した報告会となりました。

最後に学科長より「1年次の最初の施設実習報告会から大きな成長が感じられました。つけてきた力を発揮して、自分自身の最善を行えている自信がついたのではないでしょうか。あと半年で保育者になることを意識して、残りの大学生活を大切に過ごしてください。」

と激励の言葉がありました。

今後2年生は、いよいよ本格的に就職活動を行っていきます。

夢の保育者に向けて、残りの大学生活を楽しみながら、引き続き頑張って欲しいと願っています。

福浜祭2023を開催しました

10月21日(土)、西日本短期大学の学園祭「福浜祭2023 One Team~ひとりひとりが主人公~」が開催されました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりに対面形式となり、午後のみの開催となりましたが、今年度は例年通りの形で、またハーフ・オープンキャンパスも合わせて行われ、たいへん盛り上がったイベントとなりました。ご来場くださいました方々に、深く感謝いたします。

保育学科は、1年生は各クラスがステージ発表を、2年生は各ゼミが模擬店や、遊びのコーナー等子どもたち向けの企画を、学生主体で作り上げました。

模擬店の様子

遊びのコーナー

そして、冨永ゼミが中心となり、子どもの虐待や女性への暴力のない、皆が幸せな人生を送ることのできる社会を願う「オレンジ&パープルリボン運動」を行いました。これは毎年行われる、保育学科の伝統です。

お昼の時間には4号館屋上にて、保育園芸の授業で学生が育てたサツマイモの「芋ほり体験」を実施しました。子どもや地域の方々もたくさんの方が参加してくださり、お芋が掘れた時の、子どもたちの笑顔が印象的でした。

また、今年も附属高校の皆さんが来てくださり、吹奏楽部の皆様がステージで素晴らしい演奏を披露してくださいました。

今年度はハーフ・オープンキャンパスを同時開催する初の試みもあり、参加してくださった高校生には福浜祭との両方を楽しんでいただきました。

福浜祭にご協力をいただきました皆様、そして足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

ご来場ありがとうございました!

ぜひ来年度の福浜祭もお越しいただければ幸いです。

2023年度 福浜祭開催のお知らせ

10月21日(土)に、西日本短期大学 福浜祭キャンパスにて、福浜祭を開催します。

福浜祭は、高校の文化祭に近い行事です。

西短保育学科に関心のある皆さん、学生生活の雰囲気を味わいに、ぜひ足を運んでみませんか?

当日は、学生のステージ発表、模擬店をはじめ、様々なイベントを用意しています。

ステージでは、13時30分から保育学科1年生Bクラス、14時から1年生Cクラスによる子どもも大人も楽しめるダンス、14時30分から1年生Aクラスによるボディパーカッションを予定しています。

2年生はグラウンドにて模擬店を出店し、きゅうりの一本漬けやおにぎり、じゃがバター、揚げたこ焼き、アイス、ジュースなど、幅広く販売します。

本学4号館1階エントランスでは、子ども虐待防止と女性に対する暴力をなくす運動として、冨永ゼミの学生による「オレンジ&パープルリボン運動」を行います。

平山ゼミは、同エントランスにて、不思議の国のアリスをモチーフにフォトブースを制作しています。

11時30分からは、4号館屋上にて、親子向けイベント「芋掘り体験」も実施予定です。

今年は初めての試みで、福浜祭と同時にオープンキャンパスハーフも開催します。

(オープンキャンパスについては、予約制となります。詳しくは、本学ホームページをご覧ください。 https://www.nishitan.ac.jp/opencampus/ )

保育学科の学生は、福浜祭に足を運んでくださる子どもたちや地域の皆さんのことを想いながら、話し合いを重ね、準備を進めてきました。

当日はたくさんの方がお越しいただけるよう願っております。

保育学科の学生、教員一同お待ちしております。

ステージ発表に向けてダンス練習
1年生Aクラス ボディパーカッション練習風景

選択実習Ⅱ 実習報告会

9月14日(木)、「選択実習Ⅱ 実習報告会」が行われました。

8月の選択実習を終えた2年生が、1年生とともに11班に分かれ、分科会形式で実習の報告を行いました。

実習中に行った設定保育や手遊び・ピアノなどの取り組みについて、また学んだことやご指導いただいたこと、1年生へのアドバイスなどを各班で共有しました。

報告会の後半は1年生の質疑応答でしたが、子どもや利用者との関わりについて、実習生活全般の心構えや日誌等記録の方法についてなど、どの班からも実にたくさんの質問が挙がっていました。質問に対して現場での貴重な経験を一生懸命後輩に伝えている2年生の姿、真剣に耳を傾けてメモを取る1年生の姿がとても印象的でした。

1年生と2年生が直接話をして交流するきっかけにもなりました。

2年生はこれから二回目の教育実習を控えており、1年生も初めての10日間実習となる施設実習を控えています。各学年の皆さん、本報告会で振り返ったことや学んだことを生かして、引き続き充実した学びの日々を送ってください!

学外活動紹介「福岡おもちゃ美術館へ行こう!」

8月31日(木)、保育・幼児教育を学ぶ学外企画として保育学科1年生と教員で、「ららぽーと福岡」内の「福岡おもちゃ美術館」を訪問しました。

子どもを対象とした特徴ある施設を利用することを通じて、学内における授業および学外における保育・幼児教育の視点を体験的に学ぶことを目的とした活動です。

今回の企画は「福岡おもちゃ美術館」の団体招待制度により実現しました。

本美術館は福岡県産の木材をふんだんに使った館内に、実に役8,000個ものおもちゃが展示されています。幼児から大人まで木のぬくもりに触れながら楽しめる様々なブースが設置されており、視覚・触覚・嗅覚が心地よく刺激される環境にて多彩な体験ができます。

最後は「森のセミナールーム」にて身近な素材を使った飛行機のおもちゃ作りを体験し、皆で楽しみました。

改めて、保育において木のぬくもりに触れる大切さが感じられた一日となりました。

今回ご招待いただきました福岡おもちゃ美術館様、本当にありがとうございました!

「救命救急講習Ⅲ」を行いました

8月31日(木)に、福岡市中央消防署の現役の救命救急隊員を3名講師としてお招きし、1年生を対象とした救命救急講習会を開催しました。

講習会では、映像資料をもとにした講習、続いて心肺蘇生法(胸骨圧迫・人工呼吸)やAEDの使用方法、止血法などについて前半を講義形式、後半を実践形式で学びました。

講習終了後は、学んだ証として修了証が交付されました。保育者には、子どもの命を預かる重大な責任・役割があります。本日のさまざまな学びを通して、保育者として万が一の際に的確に行動ができるような知識・技術が、確実に深まったことでしょう。

修了おめでとうございます!