今日、14時~高齢者の為のシルバー119番で
【認知症サポーター養成講座】が行われました。
本学、社会福祉学科靍岡ゼミの学生たちと
一般の地域の方々が一緒になって学びました。
現代、80歳の方は4人に1人が認知症の時代( ..)φメモメモ
それだけ身近に認知症の方が地域にはたくさんいらっしゃるということです。
認知症とは「いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりすることで、
さまざまな障害が起こり、生活する上で支障がでている状態」を指します。
変性疾患(アルツハイマー病など)と
脳血管性認知症(脳梗塞・脳出血・脳動脈硬化)が大半(80%)を占めるとのことでした(@_@;)
認知症というものをざっくりと知っていたつもりですが・・・
やはり、うわべのみしか知らない自分に気付かされた内容でした。
認知症の説明を聞いたあとに、劇による「こんな時どうする?」対応の仕方を2つ見比べ良い例を教わりました。
1つ目は、食事を既に終えたのに「食事はまだかね?お腹がすいて死にそうだよ。」と問いかけられるシーン、
2つ目は、「いつもの財布の置き場所に財布がないのであんたが盗んだんでしょ!」と問われるシーンでした。
どちらも演技が上手で見入ってしまう出来栄えに、みんなもその場面をのみ込みやすそうでした。
ちなみに
1つ目の良い対応は、お茶でもいれましょうか?一緒にお饅頭でも頂きませんか・・・と
話の焦点を少しずつ逸らせ落ち着かせる!
2つ目の良い対応は、一緒にお財布を探しましょうか?と声を掛けて
私はこちらを探しますのであちらを探してみてもらえませんか?と、やんわり言うでした。
現状その場面に出くわすと、「またですか!」とばかりに
カーッと血が上って怒って対応してしまって収拾がつかないのがほとんどみたいですが、
冷静に事を収めようと柔軟にゆっくり対応することが大事なんだということが解りました。
いざその場に立ってみないとこればかりは、難しいだろうなぁとも思いましたが・・・(@_@;)
最後に、認知症の人への対応の心得”3つの「ない」”を教えて頂きましたので、
まずはココから始めたいと思います!
1.驚かせない
2. 急がせない
3.自尊心を傷つけない
早速、Getした認知症サポーターの証し『オレンジリング』を掲げてね(^_-)
認知症の接し方については、コチラをどうぞ→http://i-nurse.co.jp/kaigojirei/post_14.html