商店街の活性化を考えるシンポジウム2011に参加しました
サブテーマは「商店街と地域団体との連携によるまちづくり」です。
先ず基調講演として長野県佐久市岩村田本町商店街振興組合理事長阿部眞一氏による
「地域密着型商店街を目指す~地域と共に暮らす・働く・生きる商店街」の
お話がありました。
佐久市はジャスコなど大型店舗センニュウ率96%だそうですが、
逆転の発想、大型店舗との連携事業『電子マネーカード「佐久っ子ワンオンカード」』の
導入にはビックリしました(@_@;)
空き店舗対策の取り組みとして、「高校生バトルショップ事業」「本持ちおかず市場」
「岩村田商店街子育て村」などユニークなアイデアがいっぱい。
魅力ある店づくりのためにイベントばかりではなく若手の人材育成にも力を入れてありました。
岩村田商店街 HP → http://www.iwamurada.com/
基調講演の次は「商店街と地域団体との連携によるまちづくり」をテーマにしたパネルディスカッション。
コーディネーターは㈱まちづくり計画研究所代表取締役今泉重敏氏、パネリストには先程の阿部氏と
熊本市健軍商店街振興組合理事長釼羽逸朗氏、愛知県安城市朝日町商店街振興組合理事長鶴田伸也氏
でした。
先ず各パネリストの方々が各商店街の取り組みの説明をされました。
健軍商店街では肥後タクシーとの連携で宅配サービスの拠点「らくらくステーション」の設置や
「医商連携」のまちなか図書館「よって館ね」。定期的に看護や薬などに関する無料相談も行っているようです。
安城市朝日町商店街の鶴田氏の言葉、「縁は頂き物」「町へ行くと誰かに繋がる」が印象的でした。
店に入ってもらう仕掛け、「まちの教室」「商店街の人物図鑑」は面白そうです(*^_^*)
安城中央商店街連盟 HP → http://www.machi-anjo.jp/contents/about.html
健軍商店街 HP → http://www1.ocn.ne.jp/~kengun/
最後にコーディネーターの今泉氏が連携によるまちづくりに大切なポイントを次の通り言われました。
「交流の場」「共通の目標(ビジョン)」「個店の魅力」「利益の共有」「協働」「社会実験」「コーディネーター」
「核となる団体」「情報発信」そして最後に「笑顔」以上の10ポイントです。
くるくるToJinの必要性を改めて感じた1日でした。