5月29日(木)の総合演習の時間に、「幼児体育」・「高齢者施設」・「スポーツクラブ」の各業界から3人の講師をお招きし就職支援講座が開催されました。
【(有)生涯スポーツ研究所 木下スポーツクラブ 熊丸 翔太 様】
幼稚園で体育教室を行ったり、レッスンとしてマットや跳び箱、鉄棒などの指導、要望に応えた指導としてプールやマラソン、縄跳び、スケート教室等も行っていらっしゃるそうです。指導のポイントとして大事にしていることは、”楽しく”・”優しく”それと”時々厳しく”ということでした。”時々厳しく”がなぜ必要なのかというと、メリハリを大切にして指導を進めるため。人の話をきちんと聞くこととあいさつは特に徹底し、”時に厳しく”指導されているとのことでした。「優しくするのは誰にでもできるが、
【健寿(株) 総括部長 久保 敦 様】
高齢者施設は運動とはかけはなれたイメージでしたが、介護の現場でも積極的にフィットネスを取り入れられていることを知り、リハビリテーションとしてはもちろん、コミュニケーションの場としての役割があることがわかりました。40分の運動を取り入れるだけで、15%もの医療費を削減できるとのこと・・すごいです。集団運動(ケアビクス)、創作活動(脳トレ)といった特色ある活動も取り入れられており、フィットネスを通して身体及び精神の両側面から高齢者の健康づくりのお手伝いをしていくような仕事であることが分かりました。
【(有)照健 代表取締役 ワン・ツウ・スポーツクラブ 中川 征史郎 様】
まず、日本の医療費のお話をしていただき、福岡は特に医療費が高いことを教えていただきました。その削減と、人々の幸せづくりのためにはやはり運動が欠かせないものであることも再確認できました。また、指導者の資質については、『信頼度の高いスタッフ』『コミュニケーションスキルの高いスタッフ』『お客様目線に立った支援ができるスタッフ』が大切であることも教えていただきました。現代の企業が求める人材像としては、前に踏み出す力(アクション)・考え抜く力(シンキング)・チームで働く力(チームワーク)という3つの社会人基礎力が重要視されることが分かったので、在学中に身につけられるよう取り組んでいきたいと思います。
3人の講師のみなさま、本当にありがとうございました。