2012年度 国際文化研修のご報告 その①

2013年3月21日~28日まで、保育学科の国際文化研修でドイツとフランスに行ってきました。
ドイツでは森の幼稚園2か所の視察で、保護者が子ども達と登園する所から、子ども達を保護者のもとに返す降園まで見る事が出来、大変有意義な研修旅行となりました。
今回は「その①」ということで、1か所目の森の幼稚園について皆さんにご報告致します。

着いて二日目、ドイツの都市、ヴィースバーデンの森の幼稚園へ。
お天気は晴れ。しかし気温は低く、ところどころに雪が残っていました。
凛と澄み切った空気が大変美味しく感じ、学生もしっかりと五感を使って森の幼稚園を感じようとしていました。
先生と犬と待っている所に、徐々に子どもたちが保護者と一緒に登園します。
子ども達の服装は、しっかりと防寒対策がなされており、靴底は厚く、手袋もちょっとやそっと木を触っても破けない様なもの…。今から自然の中に入って行って、自然と共に楽しむ・学ぶ様子が、装いからも伝わってきます。

いよいよ森の中に入って行きます。
途中、妖精さんからのメッセージを受け取り、休憩をして、どんどん歩いて森の中へ。
泉のほとりで、美術館の先生が鞄の中から色々なものを出します。
まるで魔法の鞄みたい!!あれよあれよという間に先生の周りには大きな長ーい紙、絵具のビン、筆等が出てきました。

さぁ、みんなで長いドイツと日本の道のりをこの場にあるものを使って埋めていこう!!
筆で絵を描く子、靴の裏に絵具を付けてぺたぺた紙の上を歩く子、木の葉でスタンプをする子・・・。
あっという間に真っ白だった紙は素敵なメッセージボードに早変わり!!
自然の物を含め、全ての物を使ってクリエイティブな作品ができる事、何も無いところから皆で考えて、協力をして一つの素敵な物を創り上げる事ができる事を学んだ素敵な時間でした。

その②に続く…。

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