2013年3月21日~28日まで、保育学科の国際文化研修でドイツとフランスに行ってきました。
ドイツでは森の幼稚園2か所の視察で、保護者が子ども達と登園する所から、子ども達を保護者のもとに返す降園まで見る事が出来、大変有意義な研修旅行となりました。
今回は「その②」2か所目の森の幼稚園について皆さんにご報告致します。
2園目もドイツの都市、ヴィースバーデンの森の幼稚園。
11時半に到着。
ここでも子ども達の歌の歓迎を受け、先生方から森の幼稚園について学生にお話しをして下さいました。
一時間近く熱心にお話しをして下さり、学生の質問にも真剣に応えて下さいました。
ここでいくつかご紹介。
Q:入園にお受験はありますか?
A:こちらの園は3歳~受け入れが可能ですよ。しかし身体の発育、物事の判断が付くようになって、4時間半の園生活が体力的におくれるか、保護者が判断します。
Q:どのような天候でも外で活動するのですか?
A:全天候を森の中で過ごします。大雨や大雪、嵐の時は、小屋(園舎)で過ごすこともありますが、ほとんど外で過ごしますよ。
仲間と協力をすること、ルールを守ること、集中して物事に取り組むこと、体力をつける事など、お話しを聞いていると、大変充実した毎日が垣間見えて、魅力的に感じました。
素敵な話をたくさん聞きました。
子ども達には「凧」のプレゼントをしました。
エコの国、ドイツの皆さんに喜んで頂きました。
凧がドイツの風を受けて、高くヒラヒラと舞う姿は、大変素敵でした。
ドイツの森の幼稚園の先生方の幼児教育に対する強い思い、そしてそれを熱心に聞いてメモをとっていた学生のつかの間の交流を温かく見守っているようでした。
(その③につづく…。)