昨日、くるくるToJinでご近所応援団の定例会がおこなわれました。
ご近所応援団とは、福岡市唐人町界隈で、誰もが安心して暮らせる街を目指して、
介護施設・障がい者施設・商店街の店主・地域で活動する団体・お寺の若住職など
さまざまな立場の人が集まって活動する団体。
かっこよく言えば地域支援ネットワークです。
http://www.go-gokinjo.net/about_gokinjo
何時もの定例会は自己紹介・近況報告で半分位の時間を費やしてしまうのですが、
今回は初心に戻って認知症徘徊について考えてみました。「(ーヘー;)え~と...
熊本県山鹿市でおこなわれた「徘徊模擬訓練」を見てからのワークショップ。
熊本県は認知症サポーター登録率が日本一だそうです。
そんな中、熊本学園大学のK先生がドイツの方から言われた話が印象的でした。
ドイツの方も日本の「認知症サポーター制度」についてご存じだったそうで、
大変関心を持ってあったそうです。
「熊本は日本一認知症サポーターの数が多いそうだけど、サポーター凄いんだろうね(*^_^*)」
ドイツの方にとってのサポーターは、サッカー等のサポーターみたいなものと思われたそうです。
フーリガンみたいな認知症サポーターがいたら大変でしょうね(^_^;)
でも現実は・・・ (-_-;) 認知症サポーターによる「徘徊模擬訓練」があるだけでもましですよね。
私も「認知症サポーター」をもっていますが、持っているだけの感じす (=_=)
「徘徊模擬訓練」は、渡された地図の範囲に8人の認知症の方が黄色い傘をもって徘徊しているので、
それをみんなで探し出すというものでした。
実際に徘徊して行方不明になった方を探しまわった経験があるご近所応援団のみなさんからは、
実際は今日何の服を着ていたか動転してわからないので、黄色い傘等の目印がない場合が多い。
探す範囲がないのでとても大変。顔を知らない場合は、どうやって探したらいいのか。
探しだした後の対応は・・・etc の意見が出されていました。
探し抱いた後の対応について認知症の方をお持ちの家族の方が言われるには・・・
何時徘徊して行方不明になるかわからないので、連絡先が直ぐにわかるよう身につけているそうです。
連絡先が見当たらない時は、警察にも登録しているので警察へ連絡して下さいとのこと。( ..)φメモメモ
声かけも問題提起されました。
夜、女性の方へ男性が声をかけたら不審に思われるのでは・・・?
行方不明の方を探している場合だったら声かけやすいけど、何か変だな?徘徊かなと思っても
中々声がかけにくい。徘徊が男性の場合はわかりずらい・・・etc
今回もどうしたらいいのか答えは出ませんでしたが、
当たり前のことですが、日頃から地域での声かけが大切で徘徊が心配な方々と
お食事会やよろずお茶会などで顔見知りになることが大切だねと再確認となりました(*^_^*)
認知症サポーターにご興味がある方は、
2月19日(日)10時から社会福祉法人はなみずきの会で認知症サポーター養成講座がおこなわれますので、
受講されてみてはいかがでしょうか!?
申込・問い合わせ 092-7393910 はなみずき園 です。