平成24年度 卒業時共通試験の解説
2月-27-2013 By okuda
先日実施された卒業時共通試験の自己採点も、各自終わったころと思います。
前半の試験領域は、皆さんが苦手に思っている科目からの出題でしたね。西短 社福生の正解率が低かった問題を1問 解説してみましょう。
『人間の尊厳と自立』の問題から、人権に関する次の記述から適切でないものを選びなさい。
1.アメリカの独立宣言は、平等権、自由権といった基本的人権を揚げている。
2.フランスの人権宣言は、人は生まれながらにして自由かつ平等の権利を有するとうたっている。
3.ドイツのワイマール憲法では、最低限の生活を保障する社会権(生存権)の保障が定められた。
4.「すべての国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する。」という憲法の条文は、わが国の基本的人権の中核を成す。
5.世界人権宣言は「すべての人民とすべての国民とが達成すべき共通の基準」を定めたもので、国連で採択された。
正解は“4”。4の記述は、日本国憲法の第25条です。憲法には、基本的人権に関する条文は複数あります。これはその中の一つで、社会権をとなえたものですね。基本的人権にはどのようなものがあるか、もう一度復習してみると、おもしろいかもしれませんね Σ(´Д`*)マヂィ!
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