停電のためシステムダウンしました
6月2日15:30頃から16:30頃まで突然の停電のためにシステムがダウンしました。
復電後に各サーバーの起動確認および第1〜第3パソコン教室のPC全台のログインテストを行いました。
18時頃に通常通りに利用可能な状態に復旧した事を確認しました。
また、2号館のネットワークルーターが停電による故障のためインターネットの利用ができない状態です。
本館、3号館は接続の確認ができましたが、1号館、4号館は状況が不明です。状況が判明次第追記します。
追記
本館、1号館、3号館、4号館は特に問題ありません。
2号館については、光回線から各部屋への分配を行っている機器が故障のため通信ができない状態でしたが、現在代替機器を使用して復旧しています。
ただし、代替機は古い機器のため高周波の音が出ています。大変耳障りかと思いますが、近日中に入れ替えを行いますのでしばらくお待ち下さい。また、入れ替えの際には短時間ですがネットが途絶しますのでご了承下さい。
追記2
6月5日12時頃に、代替機から新機器への入れ替えを行いましたので完全に復旧しています。
第3パソコン教室のパソコンのマウスが汚れている
第3パソコン教室のパソコンに使用してるマウスは、ELECOM社のM-LY1ULという型番の物なのですが、安価でもあり、マウス表面のプラスチック樹脂が油脂(この場合、人間の手に元々ある手垢や汗)によって溶解しやすい物のようです。
その溶解した樹脂にゴミやホコリなどが吸着することで汚く見える状態になっています。
さらに、利用頻度の差で汚れの見え方も違って、あまり利用していない物ほど汚れて見えます。
ということで間違っても誰かの手が異常に汚いとかそういったことではありませんので誤解なきよう。
掃除に関しては気づいたものから交換して綺麗にしていますが、上記のとおり1度でも触ったものを放置すると勝手に汚れたようになるので追いついてない状態です。
どなたか油脂をスパッと綺麗にべたつかずに落とせる便利なモノを知っていましたら教えてください。
ポートフォリオサーバーに接続できない
2014年5月8日18:30頃にポートフォリオサーバーに接続できない連絡を受け調査を開始。
サーバー起動時にSlot3のアレイコントローラの初期化ができずに、内臓HDDからの起動ができないことを確認。
2014年5月14日15:30頃、交換部品および技術者の到着により修理開始。
原因調査の結果、キャッシュメモリの不具合の可能性。また別件としてキャッシュバッテリの消耗が考えられるため、これらを交換。
現在は、通常利用可能な状態になっています。
InternetExplorerの脆弱性の対策
ずいぶんとメディアで取り上げられて話題になりましたが、5月2日の段階で脆弱性を修正するセキュリティパッチが公開されました。
マイクロソフトのSecrity TechCenterのページのMS14-021というところで情報が公開されています。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms14-021.aspx
ほとんどの場合にはWindowsUpdateやIEの自動更新の設定になっているため勝手にパッチが適用されるはずですが、中には適用されていない事もありますので、各自で確認した方が良いです。
IEを起動し、ヘルプもしくは歯車アイコンでメニューを開き、バージョン情報を表示させると、どこかしらに、「KB2964358」と書かれていればパッチが適用されている事になります。
ただ、普段からWindowsUpdateがきちんと自動で更新されていない場合にはうまくいきませんので、その場合にはWindowsUpdateですべての更新プログラムを適用してください。(更新プログラムが無いと書かれていても、左の更新プログラムの確認を押すと出てきたりします。)
特にXpはServicePack3、VistaはServicePack2、Windows7はServicePack1が適用されている必要があります。
常日頃から更新プログラムを適用していないと今回みたいな事があるとかなり面倒になりますね。ということで、「米国時間で毎月第2火曜日はWindowsUpdateのリリース日」ですから、日本では翌日になりますが、月に1回程度は更新チェックを手動でやっておくとよいと思います。
InternetExplorerの脆弱性について
先日からInternetExplorerをターゲットとしたゼロデイ脆弱性ですが、今のところセキュリティパッチなどが出ていない状態です。
※ゼロデイとは、セキュリティホールの発見から情報の告知やパッチなどでの対策がなされるまでの期間で、セキュリティホールを悪用することを言う。
とりあえず簡単に回避するには、IE以外のブラウザ(Google ChromeやFirefox、Safari、Sleipnir、Operaなど)をインストールして利用するのが手軽だが、それでもIEが使いたいという人は以下を試すとよいだろう。
まず、回避策として「VMLの無効化」「拡張保護モードの有効化」「EMETの導入」の3種類がある。
●Windows Vista、7以降(32ビット版)を使用している場合
「VMLの無効化」がよい。
Vista/7の場合には、「スタートボタン」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」と選択し、「コマンドプロンプト」を右クリックで「管理者として実行」を選択。
8/8.1の場合には、「スタートボタン」を右クリックし「コマンドプロンプト(管理者)」を選択。
コマンドプロンプトが開いたら、
“%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe” -u “%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll”
と入力し「Enter」。
エラーが出ずに無効化に成功したことが表示されたらIEを再起動する。
●Windows7以降(64ビット版)を使用している場合
上記32ビット版と同様に「VMLの無効化」および「拡張保護モードの有効化」かつIE10以降を使用するのがよい。
「VMLの無効化」は、上記方法でコマンドプロンプトを管理者モードで実行し、
“%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe” -u “%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll”
と入力。
IEを起動して、「ツールボタン」(歯車のマーク)から「インターネットオプション」を選択肢、「詳細設定」タブの項目の中から、「拡張保護モードを有効にする」と
IE11の場合はさらに「拡張保護モードで64ビットプロセッサを有効にする」のチェックを入れる。
その後PCを再起動して設定完了。
●企業の場合には
Vista、7以降の32ビット版ではEMET(Enhanced Mitigation Experience Toolkit)を導入するのが最も効果が高いようだが、64ビット版もあるのなら「VMLの無効化」で事足りるだろう。