Windows Vistaのサポート終了が近づいてきました
3年前にWindowsXpのサポートが終了するということで話題になりましたが、今年はWindowsVistaがその対象です。Xpの時に比べてあまり話題に上がらないのは、Vista利用者は1%程度しかいないからじゃないかと思います。
サポートの終了日は2017年4月11日です。あと1ヶ月ありませんので早急にWindows7以降にしましょう。
また、WindowsVistaでもサービスパック2を適用しているものが今回の対象であり、実はサービスパック2以前のものに関してはすでにサポートが終了しています。
Vistaを使用している人は今一度確認して見ましょう。
方法は、
https://www.microsoft.com/ja-jp/safety/pc-security/ver_win.aspx
このマイクロソフトのページに書いてあります。
他のWindowsもサポート終了日が決まっていますので、ついでに書いておきます。
製品名 | 延長サポート終了日 | 備考 |
---|---|---|
WindowsVista SP2 | 2017年4月11日 | SP1以前はサポート終了 |
Windows7 SP1 | 2020年1月14日 | SP1は適用しておくこと |
Windows8.1 | 2023年1月10日 | 8は8.1にすること |
Windows10 | 2025年10月14日 | 2015年7月リリース版 |
この表から最新のWindows10でも2025年で終わるように思われるかもしれませんが、Windows10は他のOSとはビジネスモデルが違うので、大型アップデートの際にサポート期間が変更されて行くのではないかと言われています。(新しいWindowsを開発・発売するのではなく、Windows10の不具合修正や新技術をアップデートで提供するやり方)
そうであれば、現在のVistaはWindows10に移行しておく方がムダがないですし、Windows8/8.1はほぼ問題なくWindows10が動きますから早いうちに移行した方が良いですね。(昨年度の無償アップグレード期間でWindows10にしておいた方が良かったとは思いますが今更ですね。)
ちなみにWindows8はすでにサポート終了していますので、早急に8.1にしてくださいね。
問題はWindows7で発売初期と後期ではPCの性能がかなり違うと思います。後期であればまだまだWindows10を搭載できるのですが、初期のものはPCから買い換えかなというところですね。
Windows7もあと3年を切りましたので、多くの台数を抱えているところはそろそろ計画的に以降していかないと大変だと思います。
ついでに、Windowsのお供であり仕事でお世話になるOfficeもサポート期間を書いておきます。
製品名 | 延長サポート終了日 |
---|---|
Office 2003 | すでに終了 |
Office 2007 | 2017年10月10日 |
Office 2010 | 2020年10月13日 |
Office 2013 | 2023年4月11日 |
Office 2016 | 2025年10月14日 |
さすがに2003を使っている人はいないと思いますが、2007が今年10月で終わります。Vistaと一緒に新しいものへ移行しましょう。
プリンターの利用について2
最近、パソコン教室のプリンターを乱用する学生が見受けられます。
今の時期だからというのもあるのでしょうが、授業のノートをスマートフォン等で撮影し、パソコンに転送、印刷をしていました。私が確認した学生でページ数45ページ。
本人はコピー代を浮かせるためかもしれませんが、コピー機よりもはるかにコストがかかっています。また、共有で利用する設備を独占する形にもなりますので以後こういう行為を発見次第、管理者権限にて印刷の無期限停止もしくはアカウントの停止をします。
また、試験期間が終了するまでは、印刷制限を掛けます。
携帯やスマホで撮影した写真をパソコンで使いたい
授業でも何度か利用することがあるので説明はしていますが、改めてここに書いておきます。
方法としてはいくつかあります。
・メールで添付する方法
写真の枚数が少なくかつ、たまにしかしないのであれば、この方法で十分です。
普段使っている携帯電話やスマートフォンのメールに写真を添付し、学校から配布された自分のメールアドレスに送信します。
パソコンからそのメールアドレスにアクセスして送信されてきているメールを開いて写真を保存する。
学校のメールアドレスはGmailですので、パソコンでもスマホでも開ける事を利用しています。
・SDカードを搭載している携帯またはAndroid端末の場合
SDカードを搭載している機器は、第1、第3教室であれば直接SDカードを差し込めるのでパソコンで開けます。
そのためにも携帯電話やAndroid端末上で写真をSDカードへ保存しておきます。
また、携帯電話やスマホのSDカードの抜き差しは電源を切ってから行いましょう。
SDカードには大きさの種類があり、携帯やスマホではmicroSDのタイプが多いですので、通常のSDにする変換アダプタを用意しておきましょう。
OA準備室にはカードリーダーがありますので、それを利用すればどのPC教室でも使えます。
・Google Appsを利用する。
学校のメールアドレスはGmailと言いましたが、本来はGoogle Appsが利用できるアカウントです。
ですので、写真であればGoogle Photos、SNSならGoogle+といったものも利用できます。
また、教育機関でのGoogle Appsは容量無制限で利用できますので、スマホにため込んでいる写真などを一括でPhotosに入れてしまうこともできます。
これを普段から利用することでパソコンからいつでも閲覧できますので便利です。
詳しい方法は以下の記事を見てください。
今すぐできる!iPhone・Androidの空き容量を増やす方法 – 「Googleフォト」に写真をバックアップする方法
プリンターの利用について
パソコン教室ではモノクロの印刷は自由にできるようにしていますが、気になる点があるので書いておきます。
先生方でこの記事を見られた方は学生に注意を呼びかけて頂けると助かります。
この時期になると、発表資料の作成やレポート、報告書などで色々な学科の学生が使うため、印刷枚数が増えるのですが使い方に問題のある人が多いです。
・みんなで使う場所なので、無駄に大量印刷をしないこと。
非常に多いです。過去に一人で印刷した枚数で一番多かったのが600枚という人がいました。そうでなくても20~30枚は当たり前のように印刷する人が多いです。エコだのなんだの言う時代に無駄紙を大量生産する意味がわかりませんね。
無駄紙を生産する人はほとんどがホームページをまるごと印刷するケースが多いです。レポートの資料にするとかいう人が多いようですが。
ちなみに、A4を1枚印刷すると3円くらいのコストがかかります。
・裏紙を使わないこと。
たまにいます。プリンタの給紙トレイを開けたり閉めたりする学生がいたので聞いてみたら、「裏紙がもったいないから」という理由でした。
まず、裏紙がもったいないなら裏紙を作らない事。画面でしっかり確かめて確実な場合に印刷をすればよいはずです。
問題は裏紙を使うとプリンタの寿命を縮めることになります。これはどのメーカーでもそうなのですが、裏紙を使うことは想定されていません。また裏紙を使ったことでの故障は保証対象外であることが多いです。
・自前で持ってきた用紙を入れない事。
これもたまにいます。だいたいが色紙に印刷したいというケースです。文化祭の時期に多いですね。特に画用紙はやめて下さい。レーザープリンタ対応の画用紙ならば問題ありませんが、それ以外だと裏紙以上にプリンタが壊れる可能性が高いです。
そういう場合には、インクジェットプリンタを使った方がまだマシな印刷ができます。
サーバーの不調
メインサーバーのドライブが1台クラッシュしたため、不具合が発生しています。
ただし、ログインや通常の利用には問題ありません。
基本的にはログを残すために利用されているドライブなので一般ユーザーレベルでは特に問題は無いかと思われます。
影響があるのは学習支援ソフトを利用する際で、ソフトウェアが起動できない状態です。
現在はクラッシュしたドライブのフォーマットおよびバックアップからの復元までは作業済みで、1週間程度は様子を見る予定です。